さて。  先日有難くもBreak downの樹樹さんからComic Batonを受け取ったので、サクサク回答してゆきたいと思いますよー。この手のお祭り騒ぎは割と好きなので、今回の騒動も「どーせ自分には関係のない話さァ」と淋しく見つめていたところにこの一発。こんな駄目サイトの駄目管理人を見捨ててくれなくてありがとうございました(ペコリ)。さあ、全然サクサク答えてないからとっとと参りますよ。

1.Total volume of comic on my Bookshelf
 (本棚に入ってる漫画単行本の冊数)

 とりあえず去年の年末の時点で1105冊あったのは確認したので、それから増えたのはなんだろう。大物を列挙してくと、うすた:マサルさん(全7)、武論尊:北斗の拳(全27)、井上:リアル(〜3)、冨樫:幽☆遊☆白書(全19)、三浦:ベルセルク(〜8)、福本:金と銀(全11)、平野:HELLSING(〜6)、木尾:げんしけん(〜5)、浦沢:MONSTER(全18)、西森:道士郎(〜6)、藤木:我聞(〜6)ってところかな。それに一冊二冊レベルの漫画がざっと30冊くらいで、全部合わせたら1250冊前後くらいかと思われます。お、思ったより増えてないかも。

2.Comic thought to be interesting now
 (今面白い漫画)

 サンデー的に言うなら「結界師」、ジャンプ的に言うなら「魔人探偵脳噛ネウロ」ですね。
 どちらも理由は簡単、「今まで見たことのないものを見せてくれそう」だからです。「結界師」はその少年漫画らしからぬ完成度にだんだん磨きがかかってきましたし、「ネウロ」はギャグだけではない作者のセンスの尖り方が、どんどん鋭利になってきてます。どちらも非常に今後が楽しみな漫画です。これで「結界師」はもうちょっと熱血性が、「ネウロ」はもうちょっと人気が高まればなお万歳なんですけどね……(特に「ネウロ」は)。
 で、サンデーやジャンプを離れて今面白い漫画というと……実は「ありません」。ここのところ確実に漫画離れが進んでいる次第であります。もともと面白いものなら何でも良いというか、漫画自体に対する思い入れの弱い人間なので。しかも自ら面白い漫画を求めて動こうとする意欲もだんだん失われつつあります。たまたま読んだ漫画が面白ければそれでいいやという……もう年ですね。

3.The last comic I bought
 (最後に買った漫画)

 最近は金欠で漫画も満足に買えていないので、最後に購入したやつとなると先月中旬の「こわしや我聞(6)」「フルーツバスケット(17)」「いでじゅう(12)」まで遡らなくちゃならないかなあ。先月分の定期購読漫画ですね。

4.Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me
 (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)

 予想通りだったり突拍子がなさすぎたりして、あまり面白い回答ではないですが。

○荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」
 まずジョジョラーとしてこれは外せないでしょう。個人的に、これがバトル漫画の理想形に現在最も近い少年漫画だと思っています(私の考えるバトル漫画の三要素「合理性」「動機付け」「作画的演出」の合計値が一番高い)。もうちょっとダメージ描写に気を遣ってくれればもっと良かったんですが……。あと最近の展開に関しては……ノーコメントで。

○岩明均「寄生獣」
 次も有名どころから。アフタヌーンに連載されていた有名SFホラー(?)環境漫画です。決定的に迫力のない演出力不足の戦闘シーン以外は、文句のつけどころがありません(あの無機質な絵柄自体は作品の雰囲気に合ってると思います)。その辺の哲学書なんかの十倍は役に立ちますよ。井上雄彦「SLAM DUNK」とどっちにしようか迷ったのですが、読み返し頻度を考えてこちらに。

○安倍吉俊「ニア・アンダーセブン」
 で、ここから少しマイナー路線に行きます。これは月刊エースネクストで連載されていたアニメタイアップ漫画で、ジャンルは「宇宙派へたれ清貧ギャグ漫画」。空回り気味の畳みかけギャグ、冨樫レベル一歩手前のよれよれの描線、巻末の謎のう○こトークと弱点は目白押しなのですが、そんなことがまるで気にならないくらい私はこの漫画のヒロイン(というかツッコミ役)である「茅ヶ崎まゆ子」が好きで好きで仕方がないのです(いや、作品自体の演出力もかなりのものがあると思いますけどね? そのへんはこちらのレビューに詳しいです)。もう健気で儚げで一生懸命で辛いこと悲しいことをぐっとこらえて生きる姿が胸を打ちまくりですよ。「我聞」の國生さんとか「いでじゅう」の中山さんとか目じゃないくらいにLOVE。まさに我が子の幸せを願うような気持ちで彼女の幸せを祈ってしまいます。思えば、私のカップリング癖・バカップルスキーも彼女とその幼馴染のゲンゾーくんが発祥かもしれません……(彼女らはバカップルじゃないけどね)。

○須藤真澄「アクアリウム」
 そしてもうひとつ誰も知らないようなちょっと古いところからチョイス。魚と会話ができる少女が主人公の水族館系年代記風ファンタジーです(なんだそれ?)。人間より短いスパンで生と死を繰り返す魚を通じて生きる意味を問いかけたり、それと対比させる形で人間の人生を描くことでいろいろ考えさせられたり、水族館のドキュメンタリー的な部分もあってそれはそれで面白いのですが、これもヒロイン(主人公)のもっこさんが良いんだよなあ。変人だったり純情だったりひとまわり年上の水族館の「師匠」にまんまと食われちゃったり。生まれた直後からずっと見守ってきたひとりの少女がオッサンに嫁いでゆくのを見るのはなかなか複雑な心境でしたよ? 新手のプレイですね。ああ、私のバカップルスキーの起源はこっちかもしんねぇ……(苦笑)。あーゴホンゴホン、まぁそんな感じで非常にあったかくて素敵なお話なのですよ。もし機会があったら一読を薦めてみますです(詳しく知りたい方はこちらとかこちらとか)。ちなみにこの作品は、私が意図的に複数冊所持しているほとんど唯一の漫画単行本だったりします(旧版二冊、新装版一冊)。これからも旧版は見かけ次第買い続けると思います。あんまり見ないけど。

○藤田和日郎「うしおととら」
 で、最後は皆さんお馴染みのコレ。もう今更語ることもないのですが……神業のようなバランスの上に成り立った奇跡のような少年漫画の傑作です。私の魂の37%ほどを完全に支配しています。そりゃ基本的に勢い任せだし矛盾だらけだし藤田流パワーストーリーが容赦なく炸裂してたりしますが……それでも、それでも僕はこういう話が書きたくて、そしてこういう人間になりたいんだッ!

5.Five people to whom I'm passing the baton
 (バトンを渡す5名)

 さて、実はこの項目にもっとも頭を使ったわけですが……どうしよう、五人も知り合いいないよ(オイオイ!)。いや漫画とはあんまり関係ない方向だったらいますけどね(教祖様とかhitugiさんとかyonetchさんとか)、それをここで答えてもアレですし。そもそも人に何かをお願いとか命令するのって好きじゃないしなぁ……(命令されるのは割と平気なんですけどね)。
 とかうだうだ悩んでいたら日付変わりそうだったのでさっさと決めちゃいますが!
キイロ イコさん(箱庭の散歩道
でんでんさん(でんでんはうす
鳴なゆさん(にゃるにゃゆ流神の側のお願いサンデー日記
さん(壁ハウス
ふろおかさん(紹介×感想×ツッコミサイト 熱(アツいっ!)
 どうしよう、一度も話したことがない方が二人もいらっしゃるのですが。だって五人も知り合いいないってさっき言ったじゃん!(逆ギレ) でも私としてはいつも真面目にかなり読み応えのあるサンデー感想書いていらっしゃる方々ということで、尊敬しているというか微妙に同志と思っているというか(マトモに更新できてない奴が何を言う)とにかくそんな感じなのですよ! もちろんこれはチェーンメールの一種なので、迷惑ならばスパッと無視してくださって構いません! ええ!

 といった感じでしょうか。ふう、疲れたけど楽しかった〜。





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