週刊少年サンデー 2003年43号(10/07)   「2500hit感謝企画:実験感想タイプD」


○なんかちょっと更新停止しているうちに、物凄い勢いでカウンタが回っててビビってるへっぽこです。こんにちは。
  これを書いている時点で、既にもう次の号が出ているんですよね……(現在10/3, 04:04a.m.)。
  遅れに遅れて申し訳ないのですが、今回は実験を兼ねて、いつもとは違う方式で感想を書いてみようと思います。



  「で、何、それで私たちの登場なの?」
  「応。対談式感想してみるんだってさ」
  「ふーん。暇ね。……あ、こんにちは、私は今回司会を務めさせていただく、理性担当のと申します」
  「オレは本能担当の。よろしく! ……ってなんなんだとかって。名前どころか言語ですらねーじゃねーか」
  「仕方ないじゃない管理人がまだ名前決めてないんだから。候補は幾つかあったみたいだけど、
    『オツムくんとポンポンちゃん』とか『平未斗と田島春』とか『サンくんデーちゃん』なんて名前は嫌でしょ?」
  「あのよう……最初のと最後のはわかるんだが、真ん中のは何だよ」
  「ピラミッドとタージマハール」
  「(;´Д`) 」
  「まぁどのみち管理人のネーミングセンスなんて政治家の公約以上に当てにならないってことね。
    さて自己紹介はここまでにして、そろそろ中身の感想に移るよ」
  「良かった、オレ、水色の円で……」


  「今回の表紙は巻頭カラーの『ケンイチ』でアオリは『漢に喝!!』 。兼一を挟むようにしぐれと美羽を配置して、
    全体的に大きめな絵で隙間を埋めてるからモチーフは少ないけど淋しくはないわね。あとは右上に『ガッシュ』かな」
  「こうして見るとやっぱり『ケンイチ』って人気あるんだな。数ヶ月にいっぺんは表紙獲ってるし」
  「他にどうしようもない漫画が沢山あるから、必然的に少数の作品で表紙をループせざるを得ないんじゃないの?
    もっとも、『コナン』や『犬夜叉』ですらたまに表紙に巡ってくるくらいだから、表紙獲得自体大したもんじゃないわ」
  「……い、いつにも増して毒舌だな、おい」
  「そう? いつもこんなもんだって」
  「(ほあぁ……)……ところで、この『漢に喝!!』 ってキャッチコピー、なにげに意味不明じゃねーか?
    これって絶対、その場のノリで決めたアオリだと思うんだが」
  「それもいつものことだって」

  

史上最強の弟子 ケンイチ   BATTLE70 新白連合…結成!!

  「というわけで巻頭カラーのケンイチだけど、今回はついでに人気投票もやるみたいね。
    だったら誰に入れるの?」
  「決まってるじゃねーか馬鹿が!

    純情拳士マッスルしおりん!! (6)逆鬼至緒


    荒野に咲く一輪の花…! (17)泉優香

    のデッドヒート以外に何があるというんだよォォォ!!」
  決まってないんかい! つーか勝手にアオリを変えるな! そもそもしおりんとかゆーな!」
  「しおりん萌へええええぇぇぇぇええええgだkfjhuw2okjめnce8fulw.ぽjheiu」
  「やべッ壊れたわコイツっ!」
  「jgae9うigvjelfenawoifr23jぐcfhukaejhf8fjnhe3bvyuw8ぅeftuom,.owfr2p3;1ojodでも実は、
    吼えろマキシミリアン!! (11)白浜元次 と 熱血友情かませ犬 (15)宇喜田孝造 も捨てがたかったり」
  「壊れる前に絞っとけよ! でも、その宇喜田だけど、エントリー表の名前が『宇喜多』になってるわよ」
  「あっホントだ」


  「今まさに新白連合がここに結成したあああぁ!!!」

  「この見開きは良かったわね。無数のUFOが意味不明で実に良い感じだわ」
  「松江名先生、こういうわけわからん演出は得意だからな」
  「四隅を固めている「新」「白」「連」「合」も多分これ、松江名先生が自分で配置したものじゃないかな。
    新島の舌が「白」にかぶってるもの」


  「(ニッ)んじゃ、待ち合わせ場所行って断ってこい。後腐れないようにハッキリとな!!」

  「うおおおおおおお!!! これよ、この表情と背景よ! しおりん萌へえええええぇぇええぇぇえぇぁぁぉぉぇぇ」
  「ハイハイもうわかったっつーの。
    ま、それはともかくとして、この場面に美羽が居合わせたというのはどういうことなんだろ。
    今後の展開への伏線にするつもりなのかな……しっかし、美羽、これはちょっとやらしーわ……」
  「美羽がやらしーのは今に始まった話じゃねぇだろ。だから正ヒロインの癖に萌えねーんだよ」


  「し…白浜さんは…白浜さんは…
   いじめられ! カツアゲされ!! いつもみんなの笑いものだったボクを!!!
   体を張って助けてくれた人だ!!」

  「おお、彼、あの時の彼だったんか! 本当にヒーロー扱いしていたとは!」
  「ひょっとして、予想と違って、みんなこんな感じなのかしら……どの団員も結束は固いみたいだし。
    いい加減勘違いや詐欺で兼一や武田・宇喜田をひっぱってくる手法も限界に来てたし……
    こうやって兵隊に情を移させて連合に参加(というか手助け?)させるのかな、これからは」

  

MAJOR  第437話 アップがてら

  「自業自得以外の何物でもないわね……」
  「全てがこうまでお約束通りだとむしろ感心してしまうな」
  「今回は落ちるかな」
  「そうかもな。サーモンズだしな」
  「そうね、サーモンズだしね」

  

名探偵コナン  FILE.452:疑わないの?

  「そっか、CMね!!」
  「続きを早く観るためにCMを早送りで飛ばせば時間は短縮されますね!」

  「……ごめん、ちょっと毒吐いて良い?」
  「や、やめとけ! お前が本気で毒吐いたら洒落になんねーんだよ! コナンファンを本当の意味で敵に回す気か!
    だいたい、先々週号の感想で本気のツッコミは控えるって言っただろ?」
  「じゃあ、せめてオチについては言わせて……。もう害悪ねコレ……。青山先生脳味噌腐って
  あーあーあーあーあー!!!! もういいもういい! わかったからもうわかりました!
    でも、浮気禁止の釘を刺す佐藤さんは病的で良かったとオレは思うけどな……

  

MAR  AKT.35/地底湖の戦い (2)トム

  「トムくんようやく初顔見せね。ギンタにぶつけるのは正直ちょっと早い気もするけど、こんなもんかしらね」
  「まぁ紅麗もそうだったけどよ、結局お笑い以外のメインキャラは美形になるんだな、この先生の漫画は」
  「その点に関しては安西先生だけの問題じゃないから私には何とも言えないわ。
    とりわけトムくんはこれから終盤までずっと出てくるわけで、ある程度腐女子の人気は獲得しておく必要があると思うし」
  「まぁなぁ……しかし、この演出は何をしたいのかよくわかんねーぞ。トムの正体を隠したいのか晒したいのか……
    どっちつかずでせっかくの燃える(かもしれない)美味しいネタを殺してしまってる気がしてなんねー」
  「私はそれよりもラストのナナシのセリフにまたしても説得力が皆無な方が気にかかるわね。
    『主人公に魅力がない』ことが脇役造形にも深刻な影響を与えている好例よ。こっちの方が大きな問題だわ」
  「アランの救援無視事件と同じケースか。
    あん時も『そんなにギンタ良いかぁ?』とかどうしても思ってしまって全然燃えなかったんだよな」
  「毎度言ってるけど、要するに掘り下げとか動機付けが全然なってないのよ、この漫画は。
    何も長々と回想シーンをやれって言ってるわけじゃないわ。短くても良いから光るものを見せて欲しいだけ。
    例えば最近だと『武装錬金』の主人公も正義感で戦ってるわけだけど、あっちはその辺が上手だから気にならない」
  「確かにカズキの批判はあまりきかねーな。主人公のスタンス的にはかなり似てっけど評判はまるで違う。
    別に和月を無批判に絶賛してるわけじゃねーけども、これが安西と和月の漫画家としての差なんだろうな。
    それにしても、『MAR』でここまで長々と議論したことって今までねーよなぁ……こいつが対談効果ってやつなのか」
  「むしろ普段の感想での議論の展開の仕方が下手糞で盛り上がれないだけなんじゃないの?」
  「お前本当に毒舌だな……まぁ矛先が管理人なら問題ねーけど」
  「あ、でも『ファントム』だから『トム』にするネーミングセンスだけは好きよ? 『ジン』→『ディーン』みたいで単純だしー」
  「フォローになってない、なってない」


  <今週の新ARM>
  「オルコ装備の身体硬質化タイプの名称不明ネイチャーARMがひとつ。
    相変わらず名前を教える気はないみたいだけど……まぁ出たばっかりだし来週待ちね」
  「ところでオレこんな感じの能力、どっかで見た気がすんだけど」
  「『烈火』の石島土門の『土製の輪』ね。『鉄丸』も混じってるかな。
    まぁほとんどおんなじってことで良いんじゃないの? はい以上、解析終わり」
  「うわ容赦ねェ……」

  

いでじゅう!  第57話 林田大ピンチ!!

  「うおお――――――――――!! ついにこのオレにもチョメジが――――――!!!」

  「やっぱりみんな欲しいのねチョメジが……」
  「お前は何、じゃあ要らねーのかよ、チョメジ?」
  「……………………………………………………………………………………………………………………欲しい」
  「だろ?」


  「出ていけ!! 貴様に試験を受ける資格はない!!」

  「あームカツク! ムカツク! このオヤジムカツク! ムキョー!」
  「あんまりムカツクムカツク連呼すると馬鹿みたいだからやめなさい」
  「だってコイツわかってねーよ!! ぜってーコイツわかってねーよ!!

    教師と教え子の関係の何たるかを! 高校生の何たるかを! 青春の何たるかを!


    高校生はどんな奴だってちょっとくらいフライングするんだよ!

    むしろ青春は失敗してナンボの世界じゃねーか!


    それをだ! たった一度ド忘れしたくらいであんなに深刻に悩ませやがって……。


    漢なら柔道着&裸足で駆けてきたお茶目な生徒くらい笑って許せ!

    最悪でも理由くらい聞けコノヤロウ! 頭ごなしに叱るのは教育とは言わん!

    それはただのエゴだ! 教育者としてのエゴだ!


    貴様にこそ教師をやる資格はない!!」



  「……なんか知らないけど、とりあえず憎まれ役をきちんと憎らしく描けているらしいことだけはわかったわ。
    とゆーかそれって逆恨みと呼ぶのでは」

  

金色のガッシュ!!  LEVEL131 強さを求めて

  「あのさ、ちょっと良いか?」
  「何?」
  「実はな、LEVEL71のリィエン初登場の時から、ずっと言いたかった言葉があんだよ……。
    大勢敵に回しそうで怖くてずっと言えなかったんだが、この際だから叫んじまいたくて」
  「……どうぞ?」
  「よし、じゃー行くぞ……!

    なめんなボケナス!

    今時アルアルしてたらむしろパチモンだっつーの!!

  「『ニア・アンダーセブン』ネタね……。また何割のサンデー読者がついてこれるかもわからないネタを……」
  「だってよう聞いてくれよ!
    リィエン初登場の時、一読して思ったんだよ『えっこれネタ? 中国人に失礼じゃねーのか』って!
    今時アルアルだぜ? 信じられるか? それを天下のサンデーであからさまにやってんだぜ!
    あまりにも堂々とアルアルしてておまけに作中ツッコミもねーしよう、さらっとさも当然かのごとく……
    で、恐ろしくなっていろんな感想サイト巡ったんだけど、やっぱりどこもアルアルについては触れてねーんだよ。
    ラブラブだの悲恋だのの前に、ツッコむべきところがあるだろう!? まず!!
    でも誰もそんなリアクションしないし……オレもう不安で不安で……
    ひょっとしたらオレだけ違う常識を信じてたんじゃないかって……うっ、ひくえぐうっ……」
  「よしよし泣かない泣かない。
    そうね、アルアルは確かにおかしいわね。私もそう思うわよ。
    でも、今はそんなこと言ってる場合じゃないのよね。あんたタイミング最悪」
  「。・゜・(/Д`)・゜・。」


  「別れ別れだった二人が、共に誓いあって一緒になったこと…
   かばいあって生きてきたことや、やっと二人、一緒になって暮らし始めたこと…」

  「こんな発言すると不快に思う人がいるかもしれんが、オレは正直、この台詞はいらなかったと思う。
    なんか想像で補完してた二人のストーリーが、猛烈に大雑把にくくられてしまったっつーか……。
    おまけにたった一晩話を聞いただけの恵とティオが、もう知ったような口を利いてるのが更に気に食わねェ。
    オレが今回の展開、たぶん一般の読者ほど燃えてねーのはきっとそこに原因がある」
  「うーん……その辺は人それぞれじゃない?
    確かにあまり上手なネームではないけれど、決して意味がないわけじゃないし……」
  「まぁ確かにオレの場合だけの話だけどよ。
    中華夫婦の裏ストーリーがなんか妙に安っぽく見えてしまったことも確かに問題だが、
    もっと問題なのは、この台詞を通して雷句の思惑が透けて見えすぎることなんだよな。
    『さあこういう台詞で盛り上げてんだから燃えろ!』ってあからさまに言われたような気分になって……」
  「それも受け取り方の問題じゃないの?」


  「でも…いくら思い合っていても…私とウォンレイ、いずれは別れなければならない運命あるよ…」

  「これはいつかは負けて強制送還って意味で言ってんのかね」
  「それだけじゃないでしょ。勝ち残った場合も込みじゃないの? というかむしろ当たり前なんだよね。
    もともと居場所たる世界が違う者同士なんだから、この戦いの終わりには敗者も勝者も魔界に帰るのが道理。
    今まで表立って問題にされなかったことの方が不思議なくらいよ。まぁ清麿あたりはとうの昔に気づいてるでしょうけど」
  「でもよ、もし100組のうち最後まで今回のパーティのうちの幾つかが残ったらよ、
    そのままなぁなぁで決着つけずにいつまでも人間界にとどまることはできねーのかな」
  「無理だと思うわよ。
    かつてのフェインの台詞を考慮に入れると、今回のバトルのエンカウントは決して純粋なランダムではなくて、
    主催側の介入が大なり小なり入っているみたいだから。どうやってるもんだか手段は知らないけど。
    だから、何年も決着をつけずに済ませることは、きっと主催側が許さない。
    何らかの手を講じてでも、絶対に数十年サイクルクラスの長期化はさせずに戦いを終わらせようとするはずよ。
    それは、この漫画の真の敵が魔物のライバルではなく、管理システムであるという設定からも予想できるわ」
  「まぁどっちにしろ、今までの描き方から言って主催サイドは戦闘に関して意欲的と設定されてるみてーだし、
    ならばいくら仲の良い魔物同士だからといってほってはおかないよな」
  「それにどのみち、最後はガッシュとゼオンになるでしょうしね」


  <今週の新呪文>
  「ツァオロンの『ゴウ・エルド』『ザオウ・ギルエルド』のふたつね。
    『ゴウ・エルド』は強化『ゴウ』と棒強化『エルド』の合体で『更に強力な棒の威力アップ呪文』、
    『ザオウ・ギルエルド』はたぶん鮫の『』と動物型エネルギー具現化の『オウ』、
    プラス何らかの効果を指すと思われる『ギル』に基本棒強化呪文の『エルド』、と。
    これで『棒の先端に巨大な鮫のような形をしたエネルギーをまとわせた高威力攻撃呪文』のできあがり。
    『エルド』の謎はもう前提条件として飲み込んでしまうことにして、今回の問題は『』と『ギル』かしらね。
    『ザ』は単純に鮫の意味と取るべきか、あるいは『ザケル』と関連して『ギザギザ系』でも通用するかも。
    思えば同じ龍を召喚する呪文でも『バオウ』と『スオウ』で接頭辞が違うし、簡単に考えるのは早計かもしれないわね。
    で、『ギル』に関してはもう他の用例がないので何も言えないわ。
    普通に考えれば強化系の意味なんでしょうけど、案外こっちが鮫だったりしてね」
  「ところでこれって棒がなくなったらどうすんだべ」
  「さあ……使えなくなる可能性が大だと思うけど。
    ガッシュだって口が塞がれてたらザケルは撃てないでしょうし、キッドも腕がなきゃゼルセンはできないでしょ」

  

焼きたて! ジャぱん  第85話:大きなニシン

  「今回はやっとマトモにパン漫画に戻る気になったようで何よりだわ」
  「正直最近の展開は奇抜なだけでさっぱり面白くなかったしなー。
    でもそれと引き換えに河内や黒やんがどんどんヘタレてくのは嫌だ」
  「実は私、今回河内はけっこう良いところまで行くんじゃないかって気がしてるけどね。
    だって、肝心のフジツボ自体は決して真珠パウダーに負けた描写がないもの。カイザーだって驚いてるし。
    そもそも、この展開で河内が勝ったら、かーなーり痛快じゃない?」
  「それ根拠になってねーけど……そう言ってくれっとありがたい」
  「というか今回の話にどうにも違和感が残るのはそこが原因ね。
    成分はともかくパンの勝負としては抽象的な話ばかりで、具体的な優劣は何ひとつつけられていないのに、
    知らぬ間にもう勝ち負けがついたような描写がされてピンチピンチと煽られてる。
    読者が勝敗に納得できるだけの情報が示されていないのよ……まぁそれが狙いなのかもしれないけど。
    でもどのみち、読んでいて違和感がある時点で、あまり優れた勝負とはいえないわ」
  「オレとしては河内が勝ってくれればもう何も……」

  

犬夜叉  第330話 暴走する群れ

  「やっぱり珊瑚と琥珀の話は悲惨ねー」
  「バトルとしてはさっぱり燃えねーけど、シチュエーションだけ取り出せば確かに燃えんな」
  「私が思うに『犬夜叉』は、キャラの関係性とかその辺から生まれるエピソードについては決して悪くないのよ。
    今回のもそうだし、かごめと犬と桔梗もそうだし、殺生丸とりんの関係とかもそれに近いかもしれない。
    でも問題はそのストーリーの並べ方とか演出方法、プラスあまりに稚拙なバトル描写ね。
    それらが下手なせいで、全部台無しになってるの。あとキャラの味付けの薄さも原因だけど」
  「そんなもんかね。まぁオレはこの漫画で燃えたことねーからどーでもいーや」

  

KATSU!  第97話 倒せ!!

  「だあー駄目駄目! こんなんじゃ駄目だまったく!
    仮にも熱血を名乗る少年漫画なら相手の土俵に踏み込んでなお倒せ!
    さもなくば敵味方双方とも弱点攻撃を徹底して本気で潰し合え!
    一方的に心の隙間をネチネチ攻めるやり方は全然格好良くねーし爽快感もねーよ!
    つーかそもそも部外者の力をあんなにあからさまに借りるな! 『一歩』のララパルーザのハチ程度ならともかく!
    それにオヤジ! あっさり諦めてんじゃねーよ!
    その『所詮他人事だし〜』みたいな態度のどこが熱血なんだ! もっと必死になれ馬鹿野郎!
    全力出して勝った負けたの世界に浪漫があるんだろうが! お前ら見てると興醒めなんだよ!
    ああもう! ムキー! ムキョー! ムギャァァ! 以上!」
  「はい、お疲れ様。
    でもね、一応言っておくけど、あんたはこの漫画の読み方を、多分間違ってると思う」

  

美鳥の日々  DAYS.50:存在理由

  「い…いけないわ、このままじゃ…
   最近、私の存在理由がどんどん失くなってきてるような気がする!!」

  「いろんな感想サイトですでに充分すぎるほどツッコまれてるけど、
    今回の話は井上先生自身の自戒とみなした方が良いのかもしれないわね」
  「だって誰もが思い始めていただろ、『美鳥の意味がねー』って……
    他人にツッコまれる前に作者自身が充分自覚していることをアピールする目的だったんじゃねーの?」
  「まぁどっちでも良いけれど……
    今回はこの漫画にとってひとつの重大な分岐点になる可能性もあるかもね」
  「要するに美鳥をもっと動かせってことか?」
  「そう。前々回にかなり口をすっぱくして『脱・お約束』を説いたわけだけど、
    最も手っ取り早くそれを達成するには、今回のように基本に返って「美鳥を動かす」ことを心がければ良いのよ。
    ここでもちらっと触れてるけど、この漫画はせっかくかなり奇抜な設定をもってきたのにも関わらず、
    それをほとんど活かすことができずにただダラダラとエピソードを続けてる。非常にもったいないわ。
    そのせいで要するに「ただのラブコメ」に埋没しかけているのが現状なのよ。
    じゃあそれを脱するにはどうすれば良いかというと、それはオリジナリティを煮詰めれば良いだけの話でしょ?
    この漫画が他の漫画と決定的に違うところはどこ? 『主人公の右手が女の子』なところでしょう?
    なら究極的にはそれだけを突き詰めれば、お約束なんて次元は簡単に脱出できるはずなのよ」
  「理論的にはな……そう簡単にできれば苦労はねーだろ」
  「駄目だったその時は、井上和郎という漫画家がそれまでの器だったってだけの話よ。
    つまりね、今後他キャラメインの話でも同じように美鳥を有機的に動かすことができるか否か。
    そこにこの漫画の未来、ひいては井上先生の『これから』が懸かっているといっても過言じゃないのよ。
    そういう意味で、今回の話は井上先生のひとつの試金石となるでしょうね。
    今回と同じ『オリジナリティの』クオリティが今後も保てるかどうか。分岐点云々はそういう意味よ」
  「なんか結局前々回と同じこと言ってないか?」
  「そうでもないわよ。あの時は問題提起と指針示唆に終わっただけだから。
    今回の話で具体的な目標が見えたところだから、次回からにこそ期待ってところね」

  「ところで本編の感想がねーな」
  「そうね。じゃあ本能に任せて一発どうぞ」
  井上先生は萌え絵に関してはパーフェクトだと思います! 以上!」
  「よっぽど美鳥が可愛かったのね……わかりやすいわ……」

  

ワイルドライフ  第39話:監禁!!

  「鉄生を沖縄に連れ出す、というだけで話が終わっちゃったわね……」
  「その分、瀬能さんの出番が結構多かったからオレは満足っぴ」
  「最近とてつもない勢いで脱獣医漫画化が進んでいるわ……わかりやすいっちゃあわかりやすいけどね……」
  「着痩せタイプの瀬能さん萌えっぴーv」
  「……なんでいきなりキャラ変わってるの?」  

  

うえきの法則  第104話 本当の強さ

  「読みと違って、今回の森はオブザーバーに徹するみたいね。謎の能力の初お披露目はバロウチーム戦かしら」
  「この展開ならまだわからんぞ。普通に戦ったらどう考えてもヤバイだろこれは。
    だからここで一発不確定要素の森を投入して大逆転勝利と」
  「そうかしら? これはどう見ても『ペコルが能力解除』→『グラノの能力も強制解除』→『勝利』コースじゃない。
    今回のバトルのテーマは今週ではっきり明示されたから、多分間違いなくペコルの決意で戦いは終わるんじゃないかしら」
  「むぅん……言われればそんな気もしてきたな。でもお前の予想は当てになんねーし」
  「失礼ね」


  「でも、そんなお前が強くなれる方法がたった一つだけある。
   ボクのような強い人間の仲間になればいいんだよv」

  「これってどっかで見たことある構図だな……つーかはっきり言ってヒデヨシとカプーショじゃねーのかコレ」
  「確かに構図的には良く似ているけど、中身的にはまったく別物と私は解釈してるわよ。
    テーマ的にヒデヨシ編とペコル編は全然噛み合わないもの。
    今回のテーマは言わずもがなの「弱虫の成長」だけど、ヒデヨシはそれをもう完全にクリアしてたし。
    そもそもそんな風に対比させる意図があるならペコルは植木よりヒデヨシと絡ませたんじゃないの?」
  「そんな力いっぱい反論しなくても良いだろ……」
  「そもそもこの漫画の演出が単調になる理由のひとつとして、植木に花を持たせすぎることが挙げられると思うのよ。
    どんなキャラが出てきてどんな悩みを抱えてようが、最後には全部植木マンセーで解決しちゃうじゃない。
    はっきりいって少々やりすぎ。すでに精神的に円熟してる植木は発展途上型の主人公ではないことは確かだけど、
    それでも限度ってもんがあるんじゃないかしらねー」
  「まーなー。それでも植木が潮みたいな素直に共感できて燃えられるキャラならまだ良かったんだけどよ、
    植木は正直DQNスレスレだから燃えらんねーし……」
  「『うえき』に燃えられないのはそれ以前の問題な気もするけどね」


  「こんなのあり―――――!!?」

  「やっぱり出たわね巨大ロボット」
  「でもこれって正直、ペコルが居なくても最初からロボの模型持ち歩いてたら良かったんじゃねーの?」
  「そう、ペコルに頼りすぎたのがグラノの敗因ね。そもそもペコルを連れまわすことのメリットといえば、
    普通模型化されない物の模型化臨機応変に新しい模型を入手できることに尽きるのであって、
    こうして市販化され事前に用意できる模型の場合はグラノひとりでも充分に間に合うのよね。
    この辺の練り込みが足りなかったのは福地先生のミスかしら」
  「まぁ気持ちはわかるけどな。ふたりで力を合わせてパワーアップは浪漫だし」
 

  <今週の新能力>
  「ペコルの『“写真に撮った物”を“模型”に変える能力』ね。
    まぁ確かにこの能力のベストな使い方はグラノと組むことだけど、どうせだから単独で使える方法を考えてみますか。
    この場合着目すべきなのは『ゼロからの質量発生』という部分かな」
  「…………」
  「要するにね、本来ならかさばるものを事実上ほぼゼロの存在に圧縮できるのがこの能力の最大の利点なのよ。
    例えば重たいものを軽くして持ち運ぶことができるし、武器を持っていないと見せかけての奇襲攻撃もできる。
    無論、所詮模型だから決定打にはならない恐れもあるけど、『うえき』の能力は定義が非常に曖昧で、
    その補完として能力者の概念に依存する部分が大きいから、その辺は多分考え方次第で何とかなると思う」
  「…………」
  「つまりね、『模型』とはいえ材質や縮尺はペコルの『思いこみ』次第でどうにでも変化できるんじゃないかしら。
    例えば、『車の写真』を『車の模型』に変える場合を考えてみて。
    もしペコルが車の模型と言われてミニカーを思い浮かべた場合は、出現するのはミニカーでしょうね。
    でも、ペコルが車の模型と言われてミニ四駆を思い浮かべた場合は、恐らく出てくるのはミニ四駆になる。
    あるいは自動車教習所の練習用の車に化けるかもしれないし、ゲーセンにある車型のゲームになるかもしれない。
    まとめれば、ペコルが『車の模型』と言われて何を思い浮かべるかで、出現する模型も変化するのよ。
    だから『どんな形の』『何でできた』模型を出す(思い浮かべる)かをコントロールすることによって、
    それなりに使える武器や道具を出すことも可能じゃないかなって思うのよ。
    今簡単に考えた例で良いのなら、例えば『霧』の模型として『ドライアイス』を出して視界を塞ぐこともできるし、
    『日本刀』の模型として『模造品の刀』――要するに鉄の棒だけど――を出せば立派な武器になる。
    そしてそれらの道具の写真を予め用意しておくか、あるいは現場で調達さえできれば、
    『ほぼ無限に』かつ『ほとんどかさばらずに』持ち歩くことができる。
    これは使い方次第でいくらでも強力なアドバンテージになってくれるわよ」
  「…………」
  「……もういいわ。
    要するにね、ペコルの能力は本人や周囲が思っているより多分ずっと使える能力だって言いたかったのよ」
  「…………悪りぃ。
    さっきからずっと考えてたんだけど、やっぱオレ、エロい使い方しか思い浮かばんわ」
  テメー実は話聞いてなかったのかよ!

  

俺様は?  コノヤロウ35:それはレーダーセンス

  「ソフトン様オマ〜ジュ」
  「でもないって」

  

からくりサーカス  本編〜黒賀村へようこそ 第15幕 バブル・ザ・スカーレット

  「平馬も勝も、『からくり』のバトルにしては珍しく技術戦というか、頭を使ってるわね〜」
  「熱血具合も失われてないしとても良い感じだよな」
  「個人的には『ぼく だけかと思った』 のコマのジャコがとってもイイ笑顔浮かべてるのがツボだったわ。
    こういう演出はまだまだ若手作家には真似できないのよね」
  「それにしても、グリュポンは本当に役にたたねーよな」
  「仕方ないわよマスコットなんだから。
    でも『グリュポンは役立たず』で引っ張るだけ引っ張った挙句、
    最後の最後にジョジョの『写真のおやじ』みたいな使い方をしてくれたら私はもう藤田先生に一生ついてくわ」
  「なんだお前まだそんなこと言ってんのか。オレはもうとうの昔にセンセイと心中する覚悟はできてるぜ!」
  「心中って……もうちょっとマシな言い方はないの?」

  

ふぁいとの暁  第56話 それぞれの成長

  「やっぱり島は補欠になったな」
  「で、もうひとりは三上くんだったわね。
    まぁ人気的にも伏線的にも他のメンバーは変われないから、妥当なところかしらね」


  「あ、あれが東野さんの…ドリブルか!!」

  「そういえば暁はドリブルのスペシャリストだっけ。すっかり忘れてた」
  「もう大分バスケのプレイ的なキャラ付けは曖昧になりつつあるからね。
    まぁそれでも、ドリブルの暁、シュートの城戸、3Pの穂村、予想外プレイの赤坂という割り振りはまだ残ってる感じね」
  「ところで出たばっかりの羽深弟はともかく、島の割り振りはなんだっけ?」
  「さあ?」


  「間違いなく…あの2人のほうが上だね!」

  「あれ、他にも引き抜かれた奴いなかったっけ」
  「いたはずだけど本当の意味で作者に切り捨てられたのね。
    可哀相に……」

  

○(短期集中連載・最終回)ふうたろう忍法帖 其の五 忍者である限り…

  「しゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅる……」
  「……不気味な音立てないでよ。一体何の音よそれ?」
  「燃えねェ……」
  「は?」
  「今週の『ふうたろう』はさっぱり燃えねェ……やっぱ万乗なんかに期待したのが間違いだったのか……」
  「え、ちょ、ちょっと待ってよ。
    あれ、確か、先週の感想で、泣きそうになるほど燃えてなかったっけ?」
  「先週はな……。
    でも今週のはなんだよこれ……中途半端もいいとこじゃねーかよ……
    こんなんでオレが満足すると思ったら大間違いだぜ……」
  「いや、確かにご都合主義に走りすぎたきらいはあると思うけど、そんなにひどい?
    つーかあんた、勝手に期待値を高く設定しすぎて、落差に愕然としてるだけじゃないの?」
  「違うんだよ……そんなんじゃねェ……
    オレは見たかったんだよ、最後だからこそ発揮される、万乗の本気を……万乗の全力をな……
    だけどそれは裏切られた。そういうことなんだよ……」
  「え? 言ってることの意味が良く……」

  なぜパンチラがないっ……! なぜ少年少女の裸体がないっ……!

    万乗! 貴様はそれで満足なのか!!? 悔いはないと言い切れるのか!!?

    違うだろうっ……! 思い出せよっ……!

    お前はサンデーの斬り込み隊長として数々の伝説を残してきたじゃないか……!

  「そっちか! あんたそんな趣味があったんかい!」

  違う! オレが見たかったのは別に少年少女の裸なんかじゃねェ……。

    その裸を嬉々として描く万乗大智自身の姿だっ……!

    それをオレは見たかったんだよ……」
  「知らんがな!」
  「もちろん展開的にもダメダメだったのもあるがな……インドガールも師匠も魔獣もへにょへにょだ……
    先週までの盛り上がりが見事なまでに打ち消されてしまっている……。
    だからこそハダカ祭りを開催する意義があったのに……ああ、しゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅる……」
  「だから結局その音は何なのよ!」

  

楽ガキFighter  九筆目 迫りくる暗黒の悪意

  「もう中ボスが登場しちゃったわね。
    ごめん、私最近、この漫画読んでるともう切なくてしょうがなくなってきて……」
  「切ない?」
  「だってあまりにジャンプの10週コース漫画を彷彿とさせるんだもの……」
  「……気持ちはわかる。ぶっちゃけ千夏っちゃんとのバカップルぶり以外は燃えねーしな」
  「今週のもちょっとね……キャラの出し方といい罠といい展開運びといい強引にも程があるわ。
    敵の能力も定義がけっこう曖昧だから、解析する気もあんまり起きないし。
    それにどう見てもこのままじゃ長いこともたないから、なんか可哀相になってきて」
  「別に無理に読む必要ねーんだし、まぁお気楽に行こうや」
  「そうね……」

  

売ったれ ダイキチ!  第20話 瞳子と詐欺師

  「この漫画のヒロインはもう完全に瞳子に変わったとみて良いのかしら。
    相変わらずキャラ関係では大胆なことする漫画ね」
  「実はオレはあまり瞳子には萌えねーんだよな……。
    いや正統派の女の子で良いと思うんだけどよ、あんまり病的なところがなくてオレ的にはちょっと」
  「あんた毎回そんなこと言ってるわね……病気のコがそんなに良い? だったら羽美ちゃんにでも萌えてなさいな」
  「いや、それもちょっと」


  「詐欺だなんて人聞き悪い、相手に夢を売り、利益を得る「商売」ですよ」

  「野暮かもしれんが、これって商売じゃなくて犯罪じゃねーのか?」
  「犯罪よ。商売なんて詭弁ね。
    あえて相手の論理上で戦うとしても、『口で説明した物と違う物を売りつけるのはやっぱり詐欺よ』で終わり。
    こんな奴連れてきて、一体何が目的なのかしらね松筑グループは……。かませ犬かしら?
    コイツに限らず、なんかこの展開に入ってから多少強引にでも盛り上げようという姿勢が全体的に見られるんだけど、
    そのどれもが空回りしているような気がしてならないな……。
    失格者を海に落としたり、無駄に大仕掛けだったり、演出過剰で盛り上がる以前にちょっと引いちゃうわ。
    だいたい、いくらなんでも死者出しちゃったらマズいんじゃないのコレ?」
  「だからやっぱこの船はエスポワール号なんだよ。松筑翁権力で治外法権治外法権」 

  

ロボットボーイズ  STEP11 人間の力

  「ナース服の星沢ね……表紙が実にあざといわ……何が狙いかはっきりわかるわね。
    それを踏まえた上で本能担当さんはどう思う?」
  「オレにやおいのケはねー」
  「はい、ありがとうございました」


  「盗んだ制服を着て、この学校の生徒にまぎれているから…!!」

  「おげぇ……気付けよ周りのヤツ……」
  「ヒゲもスネ毛も全開だったわね。この制服の持ち主に同情するわ……。
    なんか知らないけど連行される時も着てるし、この制服、このまま破棄でしょうね」


  「よくやったね、ロボット部!!」「ありがとう!」「見なおしたよ!」「これからも、ロボット作り、がんばれよ!!」

  「なるほど、こうやって少しずつ地位向上させてくのね。
    本当はもうちょっと氷河期を続けるつもりかと思ってたから少々意外だったわ」
  「やっぱり二番目と四番目の娘が良さげですな。特にポニーの娘が微妙にサル顔で良い」
  「誰もんなこと聞いてないっつーの」

  

ファンタジスタ  65a カナリア色の壁・ルジェーリ

  「私をドキドキさせてくれ!!」

  「これは狙ってんのかな……」
  「さぁ、作者的には結構本気っぽいけどね……これじゃそういう風に見えちゃっても仕方ないわ」
  「今度使ってみよコレ」

  

モンキーターン  TURN331:青島って、そんなに強いの!?


  「久しぶりだね、元気だった――!?」


  キャアアアァァ瑞木ちゃああああああん!!!!

    キタ――――キタ――――キタ――――!!!!

    瑞木ちゃんですよ! 小林さんちのみっちゃんですよ!

    ウキュ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ン!!!!! (c)せっつWorld!

  「というわけで賞金王編の次は女子王座編に突入するのね。
    この分じゃまだまだ連載終わらせる気はないようね」

  つーか青島さんですよ! 萩原さんですよ!

    おまけにクッピーまで出るんですよォォ!

    なんですかコレ!!? こんな贅沢しちゃって良いんですか!!?

    ウキュ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ン!!!!! (c)せっつWorld!

  「最近色気がなかったからねー。作者も自覚してたんでしょうね。
    個人的にも青島さんの戦いには非常に興味があるし、どうなることか楽しみ楽しみ」

  これからこの面々でくんずほぐれつの大熱闘なんですよ!

    飛び散る火花! 絡み合う思惑!

    驚愕の展開! まさか青島さんがあんなことまで?

    ウキュ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ン!!!!! (c)せっつWorld!

  「それに気がついたらすっかり仲間内の馴れ合いに馴染んじゃってる古池さんも良いわね。
    波多野効果っていうのかしら? やっぱりどこかのギンタさんとは描き方が違うから納得できるわ」
  おーいちょっとはかまってくれよう


  <今週のヒロイン軍団>
  頼れるヒロイン萩原さん:15コマ、正統派ヒロイン青島さん:16コマ、
  家庭派ヒロイン光瀬さん:12コマ、となりのヒロイン瑞木ちゃん:5コマ、
  姉御肌ヒロイン涼子さん:6コマ、最強ヒロインクッピーちゃん:2コマ

  「前々から思っていたけど、このコーナーってなんの意味があるの?」
  「ふッ愚問を。恐らくこんなことしてるのは世界中見回してもこのサイトだけだぞ」
  「それ絶対誇るとこじゃない」


  

かってに改蔵  第255話 やさしく投げてね

  今週のテーマ:会話のキャッチボール

  「この項目で私たちによる実際のキャッチボールを期待してた人ごめんなさい。
    もう管理人にはそんな余力はないそうです」
  「オイオイ良いのかよそんなはっきりアナウンスしちゃって……」
  「だってネタが思いつかなかった上、サッカーも種もプロジェクトXもよく知らないんだもの……。
    ただでさえ『改蔵』は噛み付きにくいのに、元ネタがさっぱりわからないんじゃ手の出しようがないわ」
  「こンのヘタレが……」

  

D-LIVE!!  Episode15 黄金の誘惑(2)

  今週の乗り物:B1U-1(超小型建機)・ヘリコプター
  今週の新斑鳩軍団:山中桂子及び山中製紙グループ会長一族と作業員数名

  「都庁の回の時もあったけど、この斑鳩軍団って何よ?」
  「いつか闇の組織とのラストバトルに突入した際に、様々な形で斑鳩を助けてくれるであろう人々の総称のことである。
    彼らは例外なく斑鳩の超人的ドライビングに魅入られており、有事の際には玉砕覚悟の援助を惜しまぬものとする」
  「ふーん。「うしとら」の人妖霊連合軍みたいな感じね」
  「この口調についてのツッコミはなしであるか」


  「それでしばらく飢えをしのぐ事ね…」

  「Episode2以来のお菓子ネタね。烏丸先生の一見クールな性格とのギャップが良いのよね」
  「違うな。お前は萌えを何にもわかっちゃいねー。
    そうだな、とりあえず今週の理香たんがイマイチ萌えねー理由がわかるか?」
  「えっ? あんた的には萌えじゃないの?」
  「ふッこれだから素人は困るんだよな……。

    理香たんは敬語を使ってこそ理香たんである! それくらいわか っておけ!

  「(;´Д`) ……」


  「だって私…自分でお礼したいし…なんか…カッコよかったから…」

  「でもオレはこっちで充分『モテる悟たん』に萌えられたから満足だぜ。
    我々『斑鳩の同級生に(中略)会』はこの漫画にもっと今回のような展開を希望する!」
  「でもこの娘じゃヒロインにするにはちょっと弱いわよね……。
    財閥の娘だという点は大きなメリットだけど、キャラが無難すぎるわ」
  「だからお前はわかってない。この漫画にヒロインなんて要らないんだ。
    必要なのはそれらの娘に囲まれる斑鳩のみ……そう、悟たんこそがこの漫画のヒロインなのさ」
  「あっそ……」



  「というわけで以上、2500hit記念企画・対談式感想でした」
  「記念になんかやるのは良いんだけどよ、こんなにアップが遅かったら意味ねーんじゃねーのか……」
  「これ書いてる時点でもう10/7, 01:01a.m.なのよね……。書き始めから書き終わるまで丸四日近く。
    普段の五倍以上の手間と時間と体力がかかったって管理人が言ってるわ」
  「でもその分全力出し切れたから、書いた方としてはこれで良かったんじゃねーの?
    こんなところまで読んでるありがたい読者のみなさん、とりあえずこれが管理人の現状でのフルパワーらしいッス」
  「その割には失敗したところ多いけどね……。
    キャラ安定してないし、ところどころ息切れしてるし、後半グダグダだし、萌えもないし……」
  「結局修業あるのみなんだよな。目指せおもしろ感想サイト」
  「とまあこんな感じの企画でしたが、みなさんいかがだったでしょうか?
    少しは楽しんでもらえたでしょうか? それともやっぱり普通ので良いからもっと早く更新した方が良かったでしょうか?
    なお次回の感想はたぶん金曜日以降に44・45号まとめてのアップとなります。44号は恐らく縮小版になるそうです」
  「今回ので溜めてたネタほぼ全て使い切ったからな……。
    まぁ次に何かするまでにはまた溜まってゆくだろうけど」
  「では、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。でした」
  「結局最後までオレたちの名前ないのな。でした!」







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