週刊少年サンデー一行以上感想  第48号 (10/30)

  ふう。掲載が遅れて申し訳ありませんでした。サンデー読めたの自体が金曜日に入ってからだったので……。
  お詫びに今週は心もちボリューム多めに参りたいと思います。夢いっぱい妄想いっぱい、幸せな漫画ライフを。
  プラス、ちょっとしたおまけもあるかも? ないかも? (どっちだ)

  表紙 なんか最近グラビアトップが昔に比べて減ったような気がします。良い傾向です。
    ま、需要があるならこーゆー表紙も良いんじゃないんですか? 商業的に生き残るためには必要でしょうし。
    ところで未だに「あやや」と「アヤパン(だっけ?)」を間違えそうになります。困ったものです。
  表紙裏「金色のガッシュベル!! うなれ!友情の電撃2」広告 なんか久々のレイラに目を奪われ。
  松浦亜弥特大ポスター 裏地に何も印刷されていないのがジャンプとの経済的格差? こういう傘は良いですねえ。
  松浦亜弥グラビア 6ページのデートって短けェなオイ! いやいや!! せめて10ページはやろうよ!!
  ゲーダネ! キモい言うな! 確かに気持ち良くはないがそれでもキモい言うな!
    というかマジでプチ・ジャックですねヒロシさん……ぷち残念ですっ! (>ヮ<を入れないのがせめてもの良心)
    以前に長井を呼んだ時も思いましたが、この手の企画はもっとやり方を考えないと面白くないと思います。
    ただ呼べば良いってもんじゃないと思うんだけどなぁ……ただ描いた漫画がつまらないのと同じ理由で。
  金色のガッシュ!!(181) (1)皆さん! 小悪党まっしぐら様は放っといて30ページのちっちゃいチータに注目!
    良く見えませんが「てへっ」ポーズですよ「てへっ」ポーズ! 表情が見えないのが惜しいですがこれはなかなか!
    しかもその次のコマのどこか満足げな表情! 「てへっ」ポーズを決めた自分に満足してますよこの女子ったらもう。
    このように水面下で確実にチータの掘り下げは進行しています! 「ガッシュ」は大丈夫だ、生き残った!
    (2)展開的には熱いっちゃあ熱いんですけど、どうもレインとカイルの絆の掘り下げが足りないので微妙な感じ。
    やっぱりねえ、守る漢は守る対象に向かってあんまりベラベラ喋っちゃいかんとですよ(敵に向かってはOK)。
    漢(≠男)なら背中で語れ! 言葉は後からついてくる! ベストポーズでスーパーアピール! (違う)
    (3)パッピーの術、結構使えるじゃねえかと思ったのは私だけでしょうか。少なくとも変なARMなんかよりずっと
    しかし、ギガノ・ジョボイド喰らってもレインは溶けないんですね……。すでに強酸とは呼べないのでは?
  あややインタビュー! 渡良瀬橋の歌詞ちっとも分析してねー! ただの感想じゃん!
  ガッシュBOX(74) ガッシュのスナックはうちのコンビニも大量に仕入れてたな……。
    というか未だに遊戯王カードが売れているのは凄いと思います。大人は揃って300円は高いって言いますけど。
  焼きたて!! ジャぱん(136) 埴輪ジャぱんの工夫は納得。いつも思いますが、実現できるんじゃないですかコレ?
    でもこの展開って要するに先週説明しきれなかったものを持ち越してきてるんですよね。
    つまり構成に失敗しているということで、決して褒められたものではありません。うーん……。
    で河内ですが、活躍するのは嬉しいものの、和馬より物知りだと違和感が素晴らしいことになってるんですが。
    これまであれだけ無知キャラで通してきたのに、ここで突然解説役になっても不自然です。
    というより最初は「無知だがセンスあり」な和馬と「物知りだがセンスは微妙」な河内でバランスが取れてたのに、
    冠が出てきたせいで物知り役がそっちに移ってしまい、河内は仕方なく無知役になったってことなんですよね。
    そして無知役に落ちた河内を無理にイジろうとして和馬まで物知り役にクラスチェンジ、
    黒やんや店長も物知りだからみんなで河内を苛める構図ができた、と……つまり悪いのは冠だったのか!
  MAJOR(485) 時速102マイルのプラズマボールにギブソンJr.も良い子ちゃん化。ある意味魔球です。
    でも八木沼っちへの供養(供養言うな)という観点から見ればこの展開は最高だったのでOKです。
  名探偵コナンHISTORY 約500回に渡る連載をたったの3ページであらかたまとめきれてしまうのが切ない。
    FILE.96(新一復活初回)くらいまでは本当に面白かったんだけどなぁ……あの頃が懐かしいでござるよ。
  ガッシュBOX in 香港 点心が美味しそうです。キレ麿、満面の笑み。
  MAR(85) さあジョジョ第四部「ラブ・デラックス」と比べてみよう。
    ラプンツェル様「ヘアマスター」……頭髪を操る。質量増強、部分硬質化、運動・制御が可能になる。
    山岸由花子「ラブ・デラックス」……頭髪を操る。質量増強、運動・制御が可能に。髪を移植した対象も操作可能。
    どちらもダメージは髪にのみ反映され、本体へのフィードバックはない。
    以上、基本的には同じ能力だが、最大の違いは硬質化できるか否かと、他人を操れるか否かの二点。
    ヘアマスターは硬質化可能だが他者操作機能はなく、ラブ・デラックスは硬質化できないが他者操作機能がある。
    一長一短で、戦い方によって有利不利は変わってくるだろう。真っ向から戦うのならヘアマスターの方が強いが、
    奇襲奇策で攻める(戦いの伏線を張る余裕がある)場合はラブ・デラックスの方が都合が良い。
    そういう意味では双方共に自分のタイプに合った使い方をしており、結構良い勝負になると思われる。
    だが大量に束ねればラブ・デラックスも硬質化効果を得る(破壊力をもたせる)ことができるため、
    どちらかというとラブ・デラックスの方が総合性能はやや高いかもしれない。
    ちなみに能力単体ではなく個人性能で見た場合、髪に加え氷も操るラプンツェル様に軍配が上がる。以上!
    ……中身についての文句、聞きたいですか?
  結界師(50) (1)ゲンちゃんについて。先々週・先週とおっかなさをアピールすべきところではきちんとアピールさせ、
    今週に入って「ガキ」であることを強調すべきところではきちんと強調できている。相変わらず上手いなあ。
    (2)「甘いものは嫌いなんで」 。良いですねえ、この演出。ダブルミーニングが憎い。
    他人様の家にお邪魔していきなりこの無礼発言というのもとがったゲンちゃんのキャラ補強に役立ってるし。
    いや割と当然の技術っちゃあそうなんですけど、少年誌ではこのレベルでさえあまりお目にかかれないから……。
    (3)黒姫に萌え萌えな墨村正守に萌え萌えなゲンちゃんに萌え萌え(な一部女子に萌え萌え)ですよ。
    萌え萌え食物連鎖の頂点に立つ存在、黒姫。流石時音も一撃KOするだけのことはあります。魚類侮りがたし。
    (4)やっぱりマッドサイエンティストのおっさんの苗字は松戸にしたくなりますよねそうですよね!
    もう、みんな考えることは同じなんだから……アハハ、アハハハハ。                  危なかった……
  史上最強の弟子ケンイチ(121) 良かったね、今度はちゃんとしぐれどんも師匠カウントされてるね。
    魚を捕まえるコツは要するに金魚すくいのコツと同じですね。武術の腕と金魚すくいの腕は相関関係にある。
    そして拳聖様=一神斎と来ましたか……まったく考えもしませんでした。てっきりただの一発キャラかと。
    (さらに恥を忍んで告白すれば、他サイトの感想見るまであれが拳聖コスだということにも気付きませんでした)
    ここで拳聖様を登場させるということは、いよいよラグナレク編(?)もクライマックスだということか。
    普通ならリューくんをラスボスにここでラグナレクを壊滅させたあと、バーサーカーの率いる新チームと引き続き
    バトルを続ける展開になるのでしょうけど(YOMIはたぶんそのかませ犬に使われます)……。
    拳聖様はどこで使うつもりなのかしら。ラグナレク解体に深く関わることは間違いないと思うのですが。
  俺様は?(88) 同じ借金ネタでも「ハヤテ」とは随分違うなぁ。どっちもどっち……な感じだけど。
  杉本ペロの私の竜も見てください!(1) すげえ……ものの見事にゲームとは何の関係もねえ……。
  犬夜叉(382) さあジョジョ第三部「アヌビス神」と比べてみよう。
    「奪鬼」……妖刀。戦う相手の妖力を奪い取って強く化ける。妖力を奪われた対象は能力が減退する。
    「アヌビス神」……刀型スタンド。一度戦った相手の強さを記憶し、必ずそれ以上のスピードとパワーを得る。
    ともに戦う相手が強ければ強いほど強力になる刀ではありますが、タイプが決定的に違いますね。
    奪鬼の最大の特徴はエネルギードレインで、「相手を弱くする」追加効果があるのが最大の強み。
    また強さに変換されるのは溜めた妖力の総量なので、弱い相手でも沢山斬ればかなり強くなります。
    しかし成長速度には限界があるようなので、いきなり強い相手と対峙したら成す術がないようです。
    対してアヌビス神は強さに変換されるのが相手の瞬間最大パワーなので、成長速度に限界がありません。
    また触った敵の支配が可能だったり、刀身をすり抜けさせたりと付属能力も豊富。多彩な戦い方ができます。
    しかしその代わり「強い相手」と戦わないと強くなれない上、相手の弱体化もないという弱点があります。
    とまあこのようにかなり性質が違うので、自分のスタイルに合った方を選択する必要があると言えます。
    じっくりコツコツ型の人は奪鬼を、ちょっと無茶するのが好きな人はアヌビス神を使うのが良いでしょう。
    さて、では同条件、同じ強さの初期値で実際に対決してみると「奪鬼」と「アヌビス神」はどっちが勝つか?
    ……やはり成長速度の差でアヌビス神の勝利と考えるべきでしょうね。
    アヌビス神は恐らく奪鬼のエネルギードレイン以上の速度で成長するだろうと思われるので、
    (つまり、いくらエネルギーを吸われて弱くなってもすぐに「相手より強く」なり弱体化が完全に無効化される)
    絶対に奪鬼より弱くなることはないはずです。よって奪鬼に勝ち目はありません。以上!
    ……そういえばさっきは常態で書いたのに、こっちは敬語になってますね。まぁ、どっちでも良いか。
  東遊記(11) 少年誌ではあまり見ない方向に持ち込んだのは評価しますが、何故見ないのかを考えてないですね。
    ぶっちゃけ、後味が凄く悪くなるからほとんど誰もやらないんですよ……(「るろ剣」新月村編を参照のこと)。
    だからそのフォローが作者の腕の見せ所なのに……スルーですか。まぁ狙った心意気だけでも良しとしましょう。
    でも人類最強の男が「ONE PIECE」の最初期の雑魚モーガン大佐と全く同レベルというのはなんだかなぁ。
    これは単なる演出上の些細なミスと解釈すべきか、スケールの差がそのまま出てると解釈すべきか。
    ……一応、まだ前者の方向で考えることにします。希望は最後の最後まで捨てない。
  ハヤテのごとく!(4) で、ここまでを読み切りでやる予定だったと。うーん、凄い構想だったんだな……。
    まぁやるべきことはやったという感じなので、これはこれで良いような気がします(まだ少し評価が甘いな)
    それはともかく、両親のことは忘れずに何らかのケジメをつけてほしいものです。
    ちなみに一億五千万は重さにして15キロあるそうです。ナギ(13歳・女)は良く頑張ったと思います。
  ワイルドライフ(89) 演出はかなり良かったと思いますよ。「見てられない感」はちゃんと出てました。
    まぁ、手本があるからこその上手な模写なのかもしれないのですけど。その辺は何とも言えません。
    あとはそのバックボーンが問題ですね。本気で獣医界を革命してやろうという気があるのか。
    あるいは単なる人気獲得のために最近流行りの大学病院告発モノを獣医でやってみたかっただけなのか。
    邪な動機からは結局中途半端なモノしか生まれませんから、それをじっくり見極めようと思います。
    正直言ってほとんど期待はしてませんけどね。
  サンデー超2004冬増刊号広告 買いました。読みました。「音禰のないしょ」に打ち砕かれました。
    これは反則ラブコメというより犯罪ラブコメですってばよ! ちとこれは触れないわけにはいかないなぁ……。
    ということで「音禰のないしょ」感想、今回の末尾に付け足しました。興味のある方はどうぞ。
  まんがカレッジ8月期審査結果発表!! 絵を見た限りではパッとしない感じですが、それだけでは判断できず。
    読んでみてからの評価とします。本誌に来る可能性が高いと思いますけど。だって枠空きそうだし。
  いでじゅう!(110) (1)わかったぞ! 「いでじゅう」一年女子四人衆に隠された秘密が!
    吉田みゆき=男女問わずモテモテ、実は良プロポーション、歌関連の特筆事項あり=人畜無害な芝姫つばさ!
    山吹幸子=バレー部、ガタイ良し、オヤジ女子高生、細かいことは気にしない=傍若無人じゃない佐倉椿!
    奥野有里=文才バリバリ文系少女、一見地味、策士、毒吐き=面倒見の良い沢田亜弥!
    中山朔美=常に一歩引いた立ち位置、奥手、年上に恋焦がれる乙女=ちっちゃい瀬名りか!
    そうだ、「いでじゅう」一年女子四人衆は「彼氏彼女の事情」の中学持ち越しグループの練成集団だったんだよ!
    な、なんd(r
    というかその構成はいたってありふれているのでそこが元ネタとは限らない罠(でもM M R風にこじつける罠)
    (2)吉田みゆきにこだわる皮村はゲスだと思いました。それとも普通の高校生男子はこんなもんなんでしょうか。
    (3)さりげに末期症状(妄想と現実の区別がつかない)のなっちゃんもかなりヤバいと思いました。
    (4)まだはっきり気付いてなかったのか中山さん! 見れば見るほど不憫だ……ギブシテー! シンジャウー!
    でも深層心理ではすでに少なからず悟ってそうでアレだなぁ。桃ちゃんを比較対象にしてる時点で既に……。
    とりあえず彼女(布団の中でぽーっと)には今週のベストショット賞を差し上げたいと思います。頑張れ朔美!
    (5)でも担当の最終ページアオリは死者に鞭打ってるようでぶっちゃけ酷いことするなぁと思いました。
  KATSU!(144) 相変わらず死者が絡むと演出がビッと冴え渡るなあだち先生は……パンチラはもう不問の方向で。
    そうか、プロにはならないのか。「MAJOR」ならさておき、この漫画ならこの言葉は信用できます。
    あまり長続きさせなさそうで安心。第二のコナンや犬夜叉にはする気がないみたいで良かった。
  モンキーターン(380) ……何この猛スピード巻き展開?
    こーゆーの最近見ましたよ? この雑誌で見ましたよ? 「うえきの法則」で見ましたよ?
    ちょっと待ってくれよ百歩譲って終わるのは仕方がないにしても、こんなに駆け足でやるなよな!
    どうせ終局に近付けるのならもっとじっくり流れを描いて読者の心情を丁寧に誘導してくれなきゃ困ります。
    それをこんな最終決戦最終決戦連呼しながらバンバン展開すっ飛ばせばそれで済むと(編集部が)思ってる!
    折角こんなに続いた漫画なんだからもっとゆとりのある最終展開にして欲しかったのですが。
    こりゃああと一月くらいを覚悟すべきなんでしょうね。あーあ、またひとつ私的少年誌基準合格作品が減る……。
    そして波 ・多 ・野!! お前なんのかんので結局ひとことたりとも謝ってないだろ!
    お前は澄のことを何ひとつ考えていない! 優しい言葉も一見誠意ある行動もは全て自分に向けたものだ!
    今回の波多野の言動は要約すると「オレはこんなに反省したんだ。だからそんなオレを見てくれ」ってことだろ?
    ふざけんなバーロー! 澄がまだ自分に惚れていることを計算に入れて話してるの見え見えなんだよ!
    誠意どころか反省の様子すらない……「悪」っ……ここにいるのはまぎれもない「邪悪」っ……!
    少年誌のヒーロー失格だ! お前も真中のようにマスタースパークで吹き飛ばされたいかッ! カーッ!
    それとなあお前もお前だよ洞口ッ! お前は確かにダメ人間だがまぁ波多野ほどじゃあない……。
    でも「賞金王で勝負だ! 波多野!」 じゃないだろ? お前のセリフはそんな爽やかなもんじゃないだろ?
    どっちかというとあのコマに入るべきは「賞金王で殺(ごろ)ずッ! 波多野(ばだの)ォォ!」 だろうよ!
    今更好青年ぶったってもう青島さんも澄も手に入らないんだからここは感情剥き出しで行こうぜ! な!
  ツインカレンダー応募者全員サービス でも100万ドル出したところで過去の一秒は決して戻ってこないのです。
  クロザクロ(14) うーん、妹の前で普段情けない兄が漢を魅せるシーンは本来大好物なのですが、
    兄妹間で大きく状況把握に齟齬があるため今ひとつ燃えきれない……面白いんだけど、好きなんだけどなあ。
    ともかく今週は繋ぎに徹していたので、いろんな意味で来週に期待ですよ。
    ザクロの能力(?)発揮という意味でも、幹人の事実上初めての見せ場という意味でも。
    正直技の属性がどうこうなどのギミック部分は期待してないので、その分演出に凝りまくってほしいものです。
  道士郎でござる(25) これで達吉仲間入り確定でしょうか。使い勝手が良さそうなので重宝するか?
    ラストの処理が西森先生にしてはえらく非現実的な方法だったことにぷちちょいがっかりしたものの、
    本編自体はなかなか楽しめましたですよ。この空気が心地好い。というか地味に面白いですよねこの漫画。
    もうちょっと方向性がきちんと定まったならもっと高い点数つけられるんだけどなあ。うーん。
    ちなみに「スーパー エアバンド シャウト ソウルズ」というのは恐らく「エアギター」の派生表現で、
    小坂がエアギター(エアベース?)、達吉がエアドラム、ミヨッペがエアボーカルで構成されたエアバンドが
    一致団結して魂の叫びをロックに噴出させたことを表現したものだと思われます(真面目に解説すんなよ)。
    Super Air Band shout(s) souls(すごいエアバンドが魂を叫ぶ). テレパシーの上位表現ってことですね。
    空港で使われている無線のエアバンドとは無関係っぽいのでご了承を。
  こわしや我聞(36) (1)ゆきちゃんに極萌えなんでもないなんでもないなんでもないですよ! エエ!
    強いて言うならよしおくんとのバカップルっぷりに萌えたんです本当です! 良いなあバカップル! 羨ましいぜ!
    ……ごめんなさい、ゆきちゃん単体でスマッシュヒットです。地味で健気で薄幸そうなところがたまりません。
    正直國生さんの水着姿よりこっちの方がずっと魂に響きました……弱点属性完備だもんなァ……ハハ……。
    もう二度と彼女を拝める日は来ないと思いますので、せめて美しい記憶にすべくしっかり目に焼きつけておきます。
    バイバイ、ゆきちゃん。ありがとう。そして、……さようなら。 (フォローなし)
    (2)ということで本編突入前に既に萌え尽きようかという勢いですが中身ももちろん面白かったですよ。
    脱線してようが何だろうがこれっくらいはっちゃけてくれれば個人的には大満足です。
    それにこーゆー話こそ「我聞」の真骨頂なわけですしね! 仙術バトル? さあ、忘れたね!
    個人的にはもうこのままずっと國生さん漫画でOKさメリハリがついていることは素晴らしいことだと思います。
    最近掲載位置がずるずる下がってきてたので、この辺で一発強力なカンフル剤をブチ込んでも良いでしょう。
    (3)果歩はとりあえず可愛い設定の女の子だったんですね……というか優さんの話か? いや……違うなたぶん。
    優さんが可愛い(綺麗?)かどうかとは別問題に、あの発言は果歩を指すものだと信じたい。珠でもなく。
    (4)肝試しでの女子各人の予想。
    國生さん……基本的に平気。というか社長の機嫌が気になってそれどころではない。GHK派手に失敗。
    天野恵……勢いで承諾してしまったが実は結構苦手な方? でも佐々木あたりと組まされて平気なふりを。
    住友子……平気。むしろ得意。ひとり能天気にこの場の誰よりも肝試しを満喫。終始にこにこ顔。
    一年女子……苦手な上にそれを隠す気もないので常にビクビク。イベントバイブレーターになれるか?
    適当に考えてみました。むしろ希望に近いです。あ、野郎の肝試し予想は……要りますか?
    (5)ま、冷静に考えれば次週あたりで馬鹿騒ぎ合宿編は終わりでしょうね。次は仙術イベントになるでしょう。
    幽霊の正体が新たな水系仙術使いかさなえはんかわかりませんが、そっちの方から動いていくと思います。
    (6)みなさんは海で魚介類を獲る時はきちんと地元の漁業組合に了解を取りましょうね!
  DAN DOH!! ネクストジェネレーション(30) うん、面白かったんですけど、どこからツッコんだら良いのやら。
    とりあえず赤野さんが期待通りに格好良かったので良しとしておきます。次はムクムク決着かな?
    そのあとダンドーも終わらせたら……なんか味方三人で潰し合い、みたいな展開になりそうですが。
  思春期刑事ミノル小林(34) 普段ツッコミに忙しいエビやんが今回に限って鷹揚に構えているのが不自然だ……。
    でもラストの処理は嫌いじゃないというか結局僕はバカップルというものが大好きなんだなぁと実感。
    まぁこのバカップルは本来の定義を少々逸脱した(間違った意味の)バカップルではあるのですが。
  からくりサーカス(機械仕掛の神16) (1)最初で最後の?ジョージ見せ場編。がんばったで賞をあげます。わーい!
    いきなり玉が壊された時はびっくりしたっちゅうかつい笑っちゃいましたが、割と余裕で勝ちましたね。
    新技(じゃないかもしれんけど)まで披露してくださってほんとご苦労様です。ごほうびにおメダイをあげます。やったね!
    (2)ジョージの過去発覚。これでいつでも散れますね藤田キャラは幸せだなぁ……雷句キャラに比べて。
    「動」に相当するナッシュの突撃シーンからいきなり「静」の回想に持っていく手法は結構良かったと思います。
    そしてまた「動」の戦闘シーンへ。このリズムの良さはまさかジョージにシンクロさせたわけじゃないでしょうけど、
    結果的にそういう演出に思えなくもないあたり藤田先生の勝ち。演出力はサンデートップクラスなんだよなあ。
    ただ、現状では欠点がそれら長所を上回ってしまっているのが悲しい。ファンとして実に悲しい。
    やっぱり諸悪の根源は野暮ったいくらいの勝万歳パートに尽きるんですよね。ふう。
    (3)正確無比な音程とリズムは「面白い音楽」を奏でる上では天敵だと良く言われてますが、
    そのくらいのことも知らない自動人形は勉強不足だと思いました。そんな奴に音楽を語る資格はなし。
    これからのプログラムは適度なゆらぎや曖昧さをいかにして再現してゆくかが課題なんだってば。
    (4)というか両方とも音楽がどうだミュージックがどうだと言い合ってますが、どっちも音楽関係ないから。
  D-LIVE!!(29-3) (1)おおお、ほ、褒められてる! 斑鳩が! 百舌鳥さんに! 褒められてるよ! マジか!
    これは単に「これで悟キュンと百舌鳥さまの仲もグッと進展だね☆」という意味だけではなく、
    文字通り斑鳩がかつての百舌鳥さんに近付いている、つまり師匠超えの瞬間が近いということですよ!
    そのうち百舌鳥さんとの直接対決イベント(卒業試験)なんかやったりするんじゃないでしょうね! (わくわく)
    (2)やっぱり生きてた波戸さん。そんなに引っ張らなかったのは上出来です。よくやった、皆川先生!!
    そして彼の専門は爆発物と判明? でも爆発物と関係ない任務が多い気がするので、爆発物専門と言うよりは
    特殊工作全般担当のASEエージェントだと考えた方が良さそうかもしれません。
    (3)キマイラの目的はナチスの遺産がどうこうというよりは斑鳩でしょうね……。他に欲しいもんなさそうだし。
    ま、そのへんは結構どうでも良い(オイ)ので次号待ちですかね。
  青春学園 ぴのは可愛い設定じゃなかったのか……?
  サンデー情報スタジアム 月乃の凸様モードは久々に拝見しましたとですよ。
  次号予告 河北タケシってあの「犬ちゃん」の人か! 面白くはなかったけどあの暴走っぷりは凄かったから期待。
    ところで次号は火曜発売ということは……ひょっとすると北海道地区も火曜発売になるかな? ならなさそうですが。
  目次コメント ホラー映画は見てると腹立ってしょうがないんですよねえ。こんなの書いてしまうくらいムカツく。
    ちなみに僕が今まで一番恐怖を感じた映像作品は「廃校七番目の不思議」かノストラダムスの特集番組。
    ともに小学生時代の話なので……雷句先生のひとことに深く同意してしまいました。知らないものは怖いよね。
    あ、荒木先生は「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」が一番怖いそうです(32巻参照)。関係ないですねそうですね。
  裏表紙の裏の広告ページ 最近のフィギュアはほんと良くできてること。あとは「何を作るか」の問題だな。
    こんな美少女とかそんなんばっかり作ってるからいつまで経っても世の中に受け入れられないんですよ!
    冗談抜きでマジにもったいないと思います。この技術をヲタ業界に限定しておくのは巨大な経済的損失です。
  まとめ ニューウェーブが来る前に雑誌として本格的にダメになりそうでひどく心配なことこの上ない。
    このタイミングで「モンキー」を切るのか! 今のサンデー屈指の面白作品を! ウッソーン!
    そして「東遊記」や「ハヤテ」のような作品がこれからどんどん増えてゆくのですか? うああ、怖い……。
    というか。これってすでに一行感想でもなんでもないですね。長えよ! めちゃ読みづらいでしょうし。反省。
    それともみなさんやっぱりこっちの方が良いのでしょうか……?
  今週のマガジン(お詫び) まだ読めていないのでご了承を。
  サンデー超2004冬増刊号(音禰のないしょ) ということでこちらの感想をちょいと。
    あらすじ:美少女剣士・音禰は貧乏道場の道場主。亡き父の残した道場を狙うチンピラどもと戦う毎日だったが、
    とうとう最後の刀に限界が来てしまった。仕方なく買い物に出た音禰は安値で売られていた一本の刀と出会う。
    しかしその刀は、無念のうちに死んだある侍の魂が宿った、恐るべき秘密をもつ妖刀だったのだ……!
    ……あー、みたいな感じで書くと格好良いですが、実際はこれ、もんのすげーバカバカしい話です。
    まあC-WWWの深沢さんが先に書いてるのでさっさとばらしちゃいますが、
    この刀の“恐るべき秘密”とやらを端的に記述すれば以下の通りでございます。

    女性に優しく撫でさすられたり強く握られたり女性の裸を見たりすると、興奮して大きく固くなる。

    ……………………嘘じゃあ、ないですよ?
    ということで、「音禰のないしょ」とは主人公の美少女剣士音禰がそのしゃべるちん妖刀を振り回して、
    悪党どもと戦闘にて全裸で戦ったりレズっ気のある女の子といちゃいちゃしたりする話なのです。
    壊れてます。狂ってます。変態時代劇の名に恥じぬ、立派な準犯罪漫画です。

    しかし、ただの変態漫画ではありません。恐るべきことに、完成度が非常に高いのです。
    壊れたり狂ったりしているのはあくまで設定とお遊びの部分のみ。
    話の本筋は非常にマトモでしっかりした構造となっています。普通の漫画として読めてしまうのです。
    音禰の設定と刀の設定が共鳴しドラマを盛り上げ、ひとつの「物語」として見事にまとまっています。
    セクハラまがいの最悪漫画のくせに、です。
    イカレた設定に戸惑うのは最初だけ。読み終わる頃にはこの変態設定を普通に受け入れてしまっています。
    凡百の漫画家には、とてもじゃないがこんな芸当は不可能です。

    以前の美鳥の最終回感想で書きましたが、
    僕は井上先生の長所を「変態設定の考案能力とベタベタのシーンを描くのが上手い点」と捉えています。
    そしてこの漫画においては双方の長所が遺憾なく発揮され、相乗効果をあげていると思うのです。
    アクの強すぎる変態設定が、ストレートなドラマによって親しみやすくなっている。
    ベタベタで読めまくりの正統派演出が、狂った設定によって一風変わったものに仕上がっている。
    正統派演出が変態設定を! 変態設定が正統派演出をひき立てるッ!
    ひょっとすると、いや、ひょっとしなくても、これは「葵DESTRUCTION!」に匹敵する名作です。
    井上先生の長所が100%活かされた渾身の作と言っても過言ではないかもしれません。
    井上先生ファン、あるいはかつて「葵」に受けた衝撃を忘れられない方は、一読しておいて損はないでしょう。
    ……それ以外の、特に女性の方に対しては決してオススメできませんが。だってちんこセクハラ刀だし。

    では最後に、私も深沢さんに唱和して終わりとさせていただきます。
    井 上 先 生 は 最 高 の 変 態 漫 画 家 で す !


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