週刊少年サンデー感想(2005年第44号) (09/30) 「ささくれ感想No.44」
○ワイルドライフ(132)
カラーページを有意義に使ったのには感心。前回が最悪だったからか、今回は無難に読めた。
○金色のガッシュ!!(224)
ファウードの体内には衝撃吸収緩和装置と独自の重力制御装置があるのだろう。ブラゴの使う呪文の応用テクノロジーだと推察される(だからファウードがどんな体勢でどんなに激しい動きをしても内部に影響はないとしか考えられない)。そういったちょっとした部分の説明が入るだけで作品の説得力が天地ほども変わってくるのに、と思うのは僕だけだろうか。
○名探偵コナン(540)
ねこの扱いに失敗した奴は人生の敗北者になるという良い見本だった。
○MAR(126)
パノが哀れでならない。キノコに脳をやられてしまったのだろう。こういう医療体系の整っていない環境でのウィルス・有害物質中毒ほど始末に負えないものはないよな。死ぬぞ。
○史上最強の弟子ケンイチ(165)
この漫画の大暴れシーンに迫力がいまいち出ない理由は、画面のコントラスト、特に遠近・動静より白黒の区別が甘いことに由来するのではないだろうか、とちょっと思ったが根拠は限りなく薄い。
○犬夜叉(427)
とりあえず母上様が可哀想だ。この漫画のこういうシーンは何遍見ても慣れないのは何故だろう。
○MAJOR(529)
ベネズエラはともかく、吾郎は清水にワビ入れとけ。
○絶対可憐チルドレン(11)
皆本と兵部の関係にふと在りし日のカズキとパピヨンを幻視し、少し嬉しくなった後、少し哀しくなる。同じ匂いがするが、同じ末路は辿らぬよう。
あと椎名先生の本気がかなり心配。単行本関係は明らかにやりすぎではないのか。
○最強! 都立あおい坂高校野球部(37)
右京のオヤジは人生の勝ち組だと思った。幼妻最強理論。
○クロスゲーム(5)
第一部はマジで仲間集め編だったのか……。
○ハヤテのごとく!(49)
ワタルのいい奴っぷりを見るにつけ、ワタル初登場時の演出は明らかに失敗だったと思ってしまうのだが、いつまでも過去の(しかも大して重要でもない)ことに拘り続けるのはみっともないと思ったので今後は口に出さないことにする。一応新人漫画家だしな畑先生は。
あと、畑先生のWEBサンデーバックステージのコメントは大変参考になって有難いといえば有難いのだが、どうしても言い訳臭く見えてしまうのは困ったものだ。少なくとも、格好良いとは思わない。有難いんだが。
○結界師(92)
完全変化してもツンデレを貫き通す限に萌えた。でもたぶん勝てないだろうな。
○焼きたて!! ジャぱん(178)
消えろ。
○あいこら(12)
弓雁の妄想暴走少女属性の確認ができたので大満足。あいざわさ〜ん。
○ブリザードアクセル(28)
バカップルは良いね。和む。元気な子をバンバン産んでほしいと思う。
○道士郎でござる(67) 
圧倒的実力差で調子に乗った敵を問答無用に制圧するシーンは好きだけど、敵方のギャラリーがいなかったので効果は半減。無念。これで道士郎の強さが敵グループ内で伝説化するならまだ良いのだが、級長会の時の大量記憶喪失という前例があるから素直に期待できないのも痛い。
○見上げてごらん(27)
最後のねこがどうにも。
○クロザクロ(57)
共存の道はなかったのか?
○からくりサーカス(機械仕掛の神60)
100キロは確実にある宇宙服+エレを抱える小学生とか、声もかけずにエレを落とすシーンとか、いつものようにパワーストーリーが炸裂しているのに溜め息。ノリでカバーできれば問題はないのだが、ノリが弱いんでカバーしきれていない。ゆえに無理を感じる。でも展開自体はそれなりに燃える。
○兄ふんじゃった!(34)
だからなんで委員長をテルキヨとくっつけなかったのか。
○こわしや我聞(80)
こっちも最終回が近いのだろうか……。
トラックでの突貫は現実には不可能なので念のため。どんなにトラックの装甲を固くしても、内部に伝わる衝撃には何の変化もないからだ(ダイヤモンドでできたエレベーターが地上100階から落下した場合を考えた時、エレベーター自体は無事でも、中の人間が無事に済むわけがないのと同じ理由である。外側は無事でも中はトマト祭状態になる)。ましてあんなシートベルトで、仙術使いでもない人間の場合は確実に死ぬ。衝撃がどうこうという問題じゃない。トラックが防壁に比べて非常に高い密度を誇る高質量であるとも考えられないし、結論としては所詮漫画であるというしかない。
○D-LIVE!!(40-3)

地味な話だ。やってることは殺し合いなのだが、それでも地味に見えるのは問題だろう。
○ネコなび(14)
爪切りの話は、ねこ飼いとしてはあまりに基本的過ぎる話で逆に新鮮だった。そうか、こんなんでもネタとして認められるのか……。
○うえきの法則+(休載)
ヤバいってこれ絶対。
○総括
地味にまんカレの入選作が楽しみだったりするが、それより福地先生や椎名先生のことが心配でならない。特に福地先生は。だからもっと地道に修行して力をつけてから次の連載を始めた方が良いと言ったのに(『うえき』の連載復帰は異例のケースだから、それどころの話じゃないが)。これを機に本気で持ち回り休暇制を導入しても良いんじゃないかと思う。
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