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週刊少年サンデー感想(2005年第32号) (07/09) 「創作者の浪漫」


あいこら(新連載)
 っつーわけで変態設定でお馴染み井上先生の新連載ですが……

 (先週号感想より)
   井上先生の新連載、次は一体どんな変態設定になるんでしょうねえ。(中略) なんだろう、4人の女の子が登場するが、その4人がそれぞれ違った部位において理想形を所持しているとか……そんなん? (意味不明)


 ……大当たり。

 ええ〜〜!? ちょっと先生! 当たっちゃマズいでしょ! 私なんぞに見破られるような設定じゃ読者の度肝は抜けませんて! もっともっとなんか魔法みたいな変な力でリアルにパーツをとっかえひっかえできる世界が舞台とかそんな狂った設定でなきゃ! 異常性が足りない! 異常性が足りない! 異常性のない井上和郎なんて、熱血してない加藤鳴海みたいなもんですよ!
 というかここまでストレートに「ラブひな」だとなんというか笑ってしまいますね。いっそ久米田先生ばりにあからさまなパクリにして存分にネタとして活用すれば良かったのに(いや、それは井上先生の手に余るな)。井上先生はスタートダッシュ型というか、最初に異常な設定を提示して読者に絶大なインパクトを与えたのち、その上にオーソドックスなエピソードを固めていって徐々に評価を落ち着けてゆくタイプの作家だと僕は思っているのですが、設定までオーソドックスだと先生ならではのアドバンテージがなくなってしまうと思うのですよ! 普通の設定の上に普通の話が始まるだけでは如何ともし難く……。もともと良くも悪くも捻りのない真っ直ぐなストーリーテリングが得意な作風なんだから、それを補う何か――例えば圧倒的に雰囲気が良いとか、玄人の鑑賞に耐えうる多重構造を取っているとか、キャラクターが萌えすぎるとか――がないと戦略的にキツいのではないでしょうか。しかもかつては「サンデーでほとんど唯一のオタクキラーコンテンツ」としての価値があったものの、現状ではすでに「ハヤテ」が存在するわけですからねえ。
 とにかく、これは正直ちょっと危険な感じがしますよ。平たく言えば武器が弱い。主人公の変態設定は、確かに変ではあるけれど、決定的にインパクトには欠けますし、それに女の子は確かに可愛いけれど、それだけで人気が取れるほど甘くはありません。そこで、井上先生ならではのオリジナリティ溢れる何か、例えば「音禰のないしょ」で見せてくれた井上和郎最強のコンボ(異常な設定がオーソドックスな話に新鮮味を与え、オーソドックスな話が異常な設定に説得力を与える)のような、「この作品にしかない」武器が欲しいところです。パーツフェチは確かに異常っちゃあ異常な性癖ですが、そんなに広がりのありそうなネタではなさそうですしね。とにかく「様子見」に徹するのが現時点での最良の選択ではありそうですが、第一回の時点では、これはあんまり期待できそうにないかもなあ……とだけ。

 (追記:と書いたあとで他のサイト様の感想を見て回ったら、みなさん予想外にも主人公のパーツフェチ設定を立派な変態設定と認識している模様。えーと、そんなにパーツフェチって変態っぽいですかね? 僕はそうは思わなかったのですが……これくらい割と普通じゃん?) (オイオイヤヴェーんじゃねーのか自分!?)

ガッシュ

 清麿超燃え。

 いやあ……今週の「ガッシュ」は久々に来ましたよ。身体とか命とか張って大切なものを守り通そうとする清麿のボロボロの姿がクリティカルヒットです。どうも最近の「ガッシュ」は読んでいてもイマイチ盛り上がれなかったのですが(変な部分もいっぱいあるし)、全てこの展開のためだと思えば我慢できます。余裕でオッケーです。いやっほーーぅ、清麿最高!

 というかですね、創作者(三流ですが)としての観点から言わせてもらえばですね、複数主人公制を採用したからには主人公殺しは一回はやってみたい浪漫なんですよ! 「なんだかんだでどーせ生き残るんだろ」と高を括ってる読者をマジで殺してびっくりさせるなんて、考えただけでああもう、ワクワクしちゃうじゃないですか。私にも覚えがありますもん。あれはそう、砂漠で拾った30年前の子供型エス(自作用語。アンドロイドのよーなもんです)と一緒に暮らすうちに我が子のように可愛くなってしまったアル中の中年オヤジが、実は重大な秘密を秘めていたその子を逃がすため、襲い掛かってくる精鋭ロボット小隊の囮になってたったひとりで決死の死闘の(諸事情により以下256行に及ぶ熱弁を削除)

 ま、でも私としてはたぶん、ここで本当に清麿を殺しはしないと思いますけど。そうなるとどう転んでもハッピーエンドがなくなってしまうので、子供向け漫画の範疇を越えてしまいますから。藤田系列漫画では動機作り編以外で子供の死者は出ません! なので恐らくこれは一種の「足枷イベント」の発生だろうと踏んでいます。この展開で清麿をしばらくリタイア状態にして、活躍しすぎのガッシュから「呪文」「頼れるパートナー」という大きな武器を取り上げ、一時的にパワーダウンさせるわけです。そしてその弱体化状態のうちにゼオンが出張ってきてファウードの力を奪い、ガッシュの無念を煽りつつ「みすみすファウードを奪われてしまった」ことに説得力を与える。そしてのちに清麿が「Yes, I am!」とばかりに復活してきた時には、新呪文が増えてるわ、ガッシュ自身がひとりのバトルで桁違いに成長してるわ、かつての知略戦及び封じられていた呪文詠唱が再び解禁されるわで、それはもうものすごいパワーアップを遂げるという寸法ですよ!

 でもですね、今回の話のキモはそこ――すなわち今後の展開がどうなるかではなく、今のこの清麿の捨て身の熱血具合そのものなんですよ。少なくとも私はそう受け取りました。この展開の後に清麿が本当に死んでしまうのか、それとも生き残るのかといった問題も重要ですが、それはあくまで二次的なものであって、今のこの清麿の覚悟自体がこの展開本来の本質であり魅せ場なのです。従って、上に書いたような今後の展開予想は本当はどうでも良いことであり、さらにその上にある「いやっほーぅ、清麿最高!という叫びこそが今の展開の真骨頂であると言えます。言えた奴が勝ち組ですよ? ということで私は今回、「ガッシュ」に大満足なのでした。熱血、熱血!

ネコなび
 「でもお金は借りれました」のひとことは最後に欲しかったかも。

MAR
 ピノキオンの存在はますますバッボの特殊性を薄めている気がしますが(別にバッボ以外にも意識持って喋る道具が存在するじゃん!)、彼は結局どうしてひとりでに喋ったり動いたりしてるんでしょうか。なんか普通に受け入れられてますけど。

うえき+
 仲間がやられているのを平気な顔して眺めているというのは私にはちょっと……。それとも、ちょっとやそっとのピンチは「あはは!」と笑い飛ばすリーダータイプになるのでしょうか彼女は?

コナン
 チューリップハットの怪人、懐かしいなあ。同じ山荘が舞台というのは斬新かと思ったら、結局横の山荘で始まってしまってがっくり。

ケンイチ
 「なぜならあんたとオレは…どこか似ている!!」
 しぐれどんと秋雨師匠の眉毛が似ていたのはこの伏線だったのか! (ほんとに?)
 肝心のオヤジの死に様に関しては……もっと熱いの(どんなだ)を想像していたのでちょっと冷却気味。せめて死に際のセリフがもっと魂を絞り出すような漢の苦渋に満ちていたらなあ(だからそれはどんなだ)

ワイルドライフ
 「そうすればワシも…ワシも…!!
  今頃はきっと日本一の人間の心臓外科医になれていたハズ!!」
 ちょっとこれは……パクリとかそういう問題じゃなくて、単に空気読めてないんじゃないですか……? でも「ジャぱん」に比べれば……いや、どっこいか……。

クロザクロ
 レイシさんが股間から玉を! (違うっちゅーねん)

ジャぱん
 そういえば、豚のアソ(あまりに酷すぎる話題だったので強制検閲削除)

MAJOR
 ケンカするほど仲が良い。こんな大観衆の前でこれほどまでにイチャイチャするなんて、このバカップルどもがほんとにもう。とっ・しっ・と・ゴロー♪ な・か・よ・く・ケンカしな♪

犬夜叉
 金渦銀渦兄弟は一見仲が悪そうなのに、物事を説明する時はやたら息がピッタリなところがかわいいと思います。きっ・んっ・と・ぎんー♪ な・か・よ・く・ケンカしな♪

ハヤテ
 ちょっとだけ、ハヤテが本当に白皇学園に落っこちれば良いと思いました。
 本当にハヤテが試験に落ちちゃって、連鎖的に三千院家の執事の職も辞めさせられちゃって、路頭に迷って野垂れ死にして、悲しみのあまり怒り狂ったナギがハヤテの不合格の原因を突き止めて、桂先生に壮大な復讐を始めれば良いと思いました。三千院家の絶大な金と権力によって人生のあらゆるところであらゆる妨害を受け、職も家族も金も社会的立場も生き甲斐も全てを失って、そこまでやられた上で桂先生に本当に心底後悔してほしいと思いました。
 頭だけではやって良いことと悪いことの区別がつかない人間には、身体にその区別を教え込む必要があります。バカは死ななくても治るけれど、身体的あるいは精神的に絶大な痛みを与えて強引に理解させる(条件付ける)しかありません。悪党に悪事をやめさせるには、熱心に愛と人情の素晴らしさを説くよりも、ボコボコにブン殴って「悪いことをするとこうなる」ことを学習させる方が遥かに効果的で確実なのです。

 といった過激なことを考えてしまうほど、私は「必要以上に他人に迷惑を撒き散らす笑えないバカ」が大嫌いなのでした。笑えるバカはむしろ好きなんですけどね。笑えるバカと笑えないバカの最大の違いは、周囲の人間に与える被害の大小にあります。桂先生は……私には、ちょっと笑えない。


 なんか最近のテルキヨを見てると「東方妖々夢」の西行寺幽々子嬢(生前)を思い出してやたら切なくなってくるんですがどうしましょう。なんというか……そんなつもりは毛頭ないのに、何かするたびに不可抗力で誰かに迷惑をかけてしまうところとか……ただ生きているだけで他人の邪魔になってしまう(しかも「ONE PIECE」のロビンと違って、目の前で常にその影響を直視し続けなければならない)哀しい運命をイメージしてしまうというか……そんなわけで兄にはどうも好印象を抱けません。お前の名前は「呪い」だよ! テルキヨよ、お前は頼むから幽々子みたいに自尽するなよ? 兄の妨害にめげず強く生きろよ?

ブリザードアクセル
 本編とはあまり関係ないような気もするのですが、試しに脳内で雷造を女性化変換してみたら、何というか私的にものすごいことになってしまったのですが……。田舎くさい眼鏡の地味な女の子がおっかなびっくりフィギュアを踊る姿とか、にこにこしながら必死になって謙遜する姿とか、電車の吹雪に追いすがって運命の告白をする姿とか……正直、私的には花音の萌えを上回ってしまいました(汗)。己の脳内妄想にマジ萌えしてしまったのはこれが久々です。
 ということで、私はこの漫画のヒロインとして花音ではなく雷造を推薦することにしました。いやマジで、雷造が女の子だったら「地味」「健気」「薄幸」属性完備の、私のストライクゾーン直撃タイプになるさね……これはもうヒロイン扱いするしかないっしょ。いやはや、盲点でした。

結界師
 斑尾の語る妖怪の消滅の話が深い。そうなんですよね、妖怪というのは本来「人間の感じる想い」に名前をつけたものですから、人間がいなければ希望も絶望も嬉しさも悲しみもこの世からなくなってしまうように、人間と離れて存在することはできないんです。まさかこの漫画の設定においてもそれが適用されるとは思っていませんでしたが(だからこれは、「私は妖怪の本質をちゃんと知っているよ」という田辺先生のメッセージと私は受け取りました)。このへんの妖怪の定義については京極堂シリーズという小説を参照のこと。

 さて、それで平助ですが……使いの女学生の手紙がなければ、平助の自殺は黒芒楼の追跡を逃れるためのフェイクの可能性もあったんですが、これだと正直本当に死んでそうで危ないです。いや、でもあの教授なら「敵を騙すならまず味方から」とか言って、繁守ごと平気で欺きそうな予感もしますけどね。生存・死亡の確率は半々といったところでしょうか。
 というより、「平助が過去にどんな罪を犯してきたのか」について全く聞かされた覚えがないのですが、これはわざとなんでしょうか。わざとでなければ、必ずひとつやふたつの具体例は提示されているものと思いますが……。この漫画にしては随分非効率的なやり方に思えますが、そうしているからには何か理由があるのでしょう。でも、それってなんだろう?

 あ、修史パパの拝み屋姿に関しては、なかなか似合っているとだけ。いろんな意味でステキですよね!

クロスゲーム
 つまりこの漫画はアレですね、一章毎に姉妹が一人ずつ死んでゆくんですね。(違いすぎる)

 四人姉妹の二番目が 川にキャンプに行きました。
 連載十話で溺れて死んで そこで三人になりました。

 四人姉妹の三番目が 野球場を歩いてた。
 吾郎が頭にデッドボール そこでふたりになりました。

 四人姉妹のいちばん下が ガルファノンに直撃して、
 本の持ち主が焼け死んで そこでひとりになりました。

 四人姉妹のいちばん上が ひとりぼっちで残された。
 その子が結婚しにいった そして誰もいなくなった。

 そして光とくっつくのはやっぱり長女な罠。一葉よ、年下の天才少年を美味しく頂いちゃえ♪
 ……いや、結婚じゃなくて首吊らせても良かったんですが、ここはやっぱこっちで。

道士郎
 池内クンのJUSTICEロックオンに爆笑。正義のアイテム呼ばわりにさらに爆笑。池内クンはおいしいなあ。
 エリタンのあの表情はなんでしょうね。未だ感じる「普通の奴と違う」疎外感の表れ? それとも健助殿を夜遊びに誘いに来たのに当てが外れてもういいよのがっくりヤケクソフェイス? それとも、もっと根の深い何か?

見上げてごらん
 了の活躍は大変結構なのですが、その陰で巻き込まれてあっさり挑戦権を失ってしまった坊主の彼がいたことを忘れないであげてください。今週なんかもう影も形もないよ……表紙にもいないし。可哀相に。

あおい坂
 特に変な読み方をするまでもなく、普通に面白いです。なのでコメントが浮かばない(笑)。掲載位置も相変わらず良くないし。これだけの試合シーンを見せてくれるなら充分いけると思うんですけどねー。

からくりサーカス
 Oの自滅は……単なる錯乱というよりは、なんというか、バグの結果という気がします。眼前の「本物の自分の生命の危険」の認識から自己保存の危機を判断すると同時に、「無事な端末(機械の身体)」を認識することによって自己保存の危機はないと判断してしまい、二つの矛盾するデータからスクリプトがエラーを起こして正常なルーチンで物事が考えられなくなった、とかなんとか。Oのコンピュータにしてみれば、「崩れてゆく自分の身体」と「まったく無事な自分の身体」が同時に見えているようなものです。もうどっちがどっちだかわからなくなって、どうして良いのか正しい判断ができなくなったとしても不思議ではありません。まぁ、機械に疎い藤田御大のことですから、そこまで考えている可能性はまずあり得ないと思いますが(というか、この理屈も本当は穴だらけなんですけどね。平常モードでは本体と端末をちゃんと別個の個体として識別してたみたいだし。でも「せめてもの理屈」だからこれで良いんです!)

 とかなんとかどうでも良いことを言いつつ、この絵面にはやはり異様な恐怖を感じます。ここで復活した本体にわざわざ号泣させるのが藤田御大の本領発揮というかなんというか。しかもそんなパニックの中でやっていることといえば「錯乱」「仲間割れ」「自分殺し」。地獄絵図そのものです。今こんな惨状が描ける漫画はサンデーでは「からくり」だけでしょうね……(ジャンプなら「D.Gray-man」とか好んでやりそうですが)。

 ラストのあるるかん継承に関しては、感慨よりも違和感が先に来てしまいました。確かに燃えるシチュエーションではあるのですが、あるるかんには最後までエレの武器でいてほしかった、かなあ。

我聞
 流石に黙って失踪は我也の二番煎じになるので、今回は予想外の変化球できましたね。こんな無茶なセオリーの外し方があるとは(笑)。それもこれもキャラの力によるものなので、この漫画はやっぱり何よりもまずキャラクターありきの漫画なんだなあと痛感しました。これで他の要素ももっと良くなってくれると安泰なんですが。で、今回の退職届保留の件で大体エンディングも見えてきましたね。辻原さんに復職の機会が残されたということは、つまり全員集合エンディングの可能性が高いのではないかと思います。我也(あるいは才蔵も)がそこにいるかどうかは、これもまた半々程度の確率だと思いますけどね。

 で、次の敵は「真芝研究所所長軍団」の中でも割と読者人気の高そうなももちゃんに決定したわけですが、一応参考までに他の所長たちも含めて全員のステータスを公開しておきます(4巻収録・第29話(愛は慣れアイの回)より)。

 第1研:山薙晃(28) 眼鏡美形にーちゃん。ストレートな優男っぷりが変な性癖を予感させる。
 第2研:現在は存在せず。
 第3研:八雲四郎(32) 神経質なマッドサイエンティスト。ねめ上げる視線は嫉妬と恐怖の証。
 第4研:ルドルフ・本条(38) ヒゲのオッサン。女好きそう。Dr.ワイリーの若い頃ってこんなん?
 第5研:桃子・A・ラインフォード(14) ハーマイオニー。我也に言わせりゃたぶん乳臭いガキ。
 第6研:昴真矢(23) 寝起きのお姉様。都会派ぶっているが、実家はかなりの地方にあると見た。
 第7研:御剣一振(18) クール帽子にーちゃん。格ゲーのライバルっぽい。受攻で言うなら攻め。
 第8研:十曲才蔵(??) 自称天才の素敵若様。なんだかんだで千紘くんとくっつくと良いな。

 これが全員出てくるまで連載が保てば良いのですが、まぁ一応ご紹介までに。ルドルフは最終回近くに数ページ単位で義務的に処理されて八雲四郎と同じ結末を辿りそう(しかも「この男はワシに任せてください社長!」とか言って中之井さんがぶつかりそう)ですが、他はそれなりに見せ場がありそうな感じ。個人的には御剣所長の谷本夏に匹敵するへたれクールぶりが遺憾なく炸裂するのを是非見届けたい所存でありますが、そこに辿り着くまでもっと頑張れ藤木先生。超頑張れ。

D-LIVE!!
 「だが…ここに来るまでに仕留められなかったのが、今のお前の実力だよ。
  圧倒的不利な状況の中、冷静に最大限の力を発揮した悟とのな」
 ……あれ百舌鳥さん、せっかく格好良く現れたのは良いんですが、このセリフってなんかちょっとおかしくないですか? 「悟との実力だよ」って……。
 いや、「悟との実力」ならこれで良いのかな? 斑鳩の強さとコロたんの負け犬っぷりが合わさって、そこで初めてコロたんのキュートさが発揮されるわけですからね。つまり悟が攻めでコロたんが受けです。これに関しては決して一人では成し得ないわけですから、悟とのカップリングを前提とした百舌鳥さんの発言は正鵠を射ているのでしょう。失礼しました。ま、百舌鳥さんにかかれば真(斑鳩父)意外は全員受けになっちまうんですけどね! (だからそれは何の話だ)

ネコなびその2
 不良ネタとニャンタネタはなかなかねこ度が高くてよろしかったですよ。ねこはホントにこんな感じの生き物です。奴らは何かを失敗した直後にはこんな風に周囲の空気に同化して「え、何? 何見てるの? ボク何もしてないよ?」って感じに誤魔化し始めるんです。 それと見逃せないのが実録編のラストの1コマですね。これもねこを良く観察してます。奴らはあんな風にワケわかんねー方向を向いて座るんですよ! お前どこ見てんだよそっちには何もねーよとツッコみたくてウズウズしたくなるこのねこのアホっぷり! ちょっと俯き加減なとことかかなり良いですよ?

総括
 今週は「ガッシュ」の清麿の熱血自殺が個人的マイベストでしたね。期待していた井上先生の新連載は現状ではちょっと乗り切れない感じ。あとは、読者人気には繋がらなさそうだけど「からくり」の阿鼻叫喚地獄絵図に流石の迫力を感じましたよ。うん、そんな感じで。
 (追記:絶対可憐チルドレンについては、期待もしていますがどっちかというと怖いです。「実力派作家の渾身の一撃」ということで確かにポテンシャルは凄まじいですし、プレビュー版は実際その達成を予感させてくれるくらい完成度の高い作品だったんですけど、正直「期待されすぎ」なんじゃないでしょうか。ここまで皆に期待され、長い潜伏期間の末の満を持しての登場だと、失敗した時のダメージがとんでもなくでかそうで……。椎名先生の発言などから、連載前からすでに背水の陣の後退戦(サンデーの主な読者層にこれが受ける可能性は低い?)の様相を呈し始めていますしね。作品を取り巻くあらゆる状況から察するに、決して楽観視はしていられないと思うのです。というか楽観視させてもらえない。だから、確かに楽しみではあるのですが、もっと気楽に読みたかったなあ、というのが私の本音です)





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