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週刊少年サンデー感想(2005年第45号) (10/14) 「黒と青と紅の死」


ハヤテのごとく!(50)
 初めて読んだ時(読み切りのときメモファンド事件の時)はまさかこんなことになるとは思っていなかったなぁ……まさかこんなに人気が出るとは。個人的には未だにあんまり評価できない漫画なのですが(どうにも作り物っぽさが鼻につく感じ。ぶっちゃけると、私は「老けマリア萌え」「ハヤテの両親への嫌悪感」「ワタル初登場時の嫌悪感」以外でこの漫画に心を動かされたことがありません)、かといって別に嫌いというわけでもないし、自分の中では非常に微妙なポジションなので扱いに困ります。まーだからといって特に困ることはありませんが(どっちだ)。

 中身はまーいつもの通りということで。随所にパロネタを盛り込みつつおちゃらけたヌルコメやってる漫画、と。ガンダムネタは例によってさっぱりわからんし(デラーズ・フリートの説明見ても正直ちんぷんかんぷんで解説のしようがありません。要するに信念を持ったゲリラ部隊って解釈でOKでしょうか?)。やっぱりこんなサイトをやってる以上、ガンダムくらいは知っておくべきなんでしょうかねえ。そんな時間も気力も意欲もないんだけど……。義務になるのだけは勘弁してほしいんだけどなあ。

 ところで私事ですが、妹が「ツンデレ」の意味を知らなかったことで軽いショックを受けた今日この頃でした。すっかり一般用語かと思ってましたよ。でも「結界師」の限を例に挙げて説明したら、とても良く理解してくれました。安心、安心。


金色のガッシュ!!(225)
 「交代」ではなくわざわざ「かわりばんこ」と言うエリーと、体内魔物を師匠の黒炎似のデザインにする雷句先生は萌えです。デュフォーの薄笑いは今後の伏線に繋がっていたら非常に綺麗かもしれないので(例えば過去に「時間」に関わる何か事件があった場合など)、現時点ではとりあえずチェックしておくだけに留めておきます。

 さて、以前考えた生存予想はどれくらい当たるかな。ウォンレイ・リオウのリタイアまでは想像通りですが、そんなの誰でも考えていたことだし。とりあえず以下に再掲しておくので、最終的に皆中したら自分に拍手!

 生存:ガッシュ、ティオ、キャンチョメ、ウマゴン、ゼオン、ブラゴ、パピプリオ、バリー、カルディオ・キース、現時点で未登場の魔物最大10体
 リタイア:リオウ(的中)、ウォンレイ(的中)、テッド、アース、ザルチム、ロデュウ、リーヤ、モモン、チェリッシュ、ファンゴ他モブの魔物3体


MAJOR(530)
 松尾さんがどこまで頑張るか気になります。


名探偵コナン(541)
 とりあえず夕暮れの山に小学一年生の子供を連れて行くのは間違っていると思った。女の子二人だけってだけでも危ないのに。


史上最強の弟子ケンイチ(166)
 野暮なのはわかってる。だけど……それでも……またオレはいうのさ。
 毎朝起こしに来てくれる幼馴染などは自然界に存在せんッ!(挨拶?)

 天門の奥義が人間うににしか見えないのはさておいて、どうにも迫力が感じられないのはなんでだろうなぁ。武術の説得力と絵柄の説得力は別物のはずなんだけど。最早何が起きているのかわからないから――ネウロ風に言うなら「人間外だから」恐怖を感じないのかなあ。……いや、そんなのは建前で、本当のところは単純な松江名先生の技術不足に原因があるってはっきり言った方が良いのかしら。

 ところで前回か前々回くらいに新白の面々が梁山泊の弟子候補かと間違われていましたが、ひょっとすると新白丸ごと梁山泊の弟子入りする展開に突入しちゃったりするんですか? ……まぁ、正規の弟子だった兼一すら辞める辞めないという問題になってるというのに、今更素人同然の他の弟子を取る愚挙に出るとは思えませんが。その気になれば、「いっそワシらの手元に置いておいた方が安全かもしれんのう」とかそういった強引な理由付けで引き取らせることも可能ではありますけど。


最強! 都立あおい坂高校野球部(38)
「卵の薄皮が傷を治すって情報はよお〜〜
 さっきテレビでやっていたのを鵜呑みにしただけの話だ……
 真偽の程も疑わしい……テレビに踊らされているだけだ……
 それはわかっていたんだ……そうなんだよなあ〜〜〜〜〜
 しかしよォー
 それでもなぜ俺達が卵の薄皮をキタローの指に巻こうとしたのか…
 ひょっとしたら本当に治るかもしれないと思ったら……
 万が一でも! 治るっつー可能性があるのなら!
 この「薄皮」をキタローの指に巻かないわけにはいかねえだろう…!」

 ということでこの件についてはあえて不問で。


MAR(127)
 まぁそうなるだろうとは思ってましたが、やっぱり修行の内容はすっ飛ばすんですね。あと、このゲームって全世界放送でしたっけ? 確かに事前の告知はしてましたが、今日が最終日だってみんななんで知ってるの?


ワイルドライフ(133)
 表紙のアレが噂の絶対領域ってやつですか? あんまり詳しくないのですが(興味もないし)。まぁ、中学生男子読者は喜んだんじゃないんですかね。


犬夜叉(428)
 結局この母子は死亡ってことなんだろうか。それとも存在自体が幻だったのか。後者であって欲しい。毎度言ってることですが、こういうのをさらっと流せない人間にはこの漫画は地味にキツいです。


焼きたて!! ジャぱん(179)

 ■さあ、今週は何回ウンコと言ったかな? (最終ページ柱アオリより)

 セリフにウンコと出てきた回数:17回
 漫画全体でウンコと出てきた回数:23回
 セリフにウンコ・クソ等排泄物表記が出てきた回数:23回
 漫画全体でウンコ・クソ等排泄物表記が出てきた回数:29回
 絵でウンコ・クソ等排泄物表記が出てきた回数:11回
 漫画全体でウンコ・クソ等排泄物の記号が出てきた回数:40回

 これで満足かバカヤロウ!!


結界師(93)
 プ、プゥゥゥゥウウウウウ!!!(大絶叫)

 それはともかく、着実に限の死亡フラグが立ちつつあるように見えるのは私だけでしょうか? 完全変化で限界に到達した状態を読者に見せつけてしまったり、掟を破ったことで裏会での居場所も失ってしまったり、良守との愛の営み(笑)で心の中の迷いが綺麗さっぱり雲散霧消してしまったり、かつ目の前には自分以外では歯が立たないような圧倒的に強い敵がいたり。限をとりまくあらゆる状況が「志々尾限というキャラクター」を揃って殺しにかかっているような気がしてなりません。

 特に限の迷いが完全に消えたというのは最大限にヤバいのでは(なぜなら、人間関係の中で迷うことそれ自体が前回までの限のアイデンティティだったからです)。キャラクターへの興味の想起は主に過去・現在・未来の三つによって構成されていますが(過去に何があったのか、今の問題をどうやって解決するのか、そしてこの先どうなるのか)、限の場合はそのほぼ全てがすでに読者に提示もしくは解決されてしまっているんですよねー。過去編もすでにやっちゃってるし、人間不信という現在の問題も良守の愛で解決したし、完全変化によってこの先どこまで強くなるんだろうという未来のポテンシャルまでも明かされてしまった。強いて言うなら残る問題は姉貴との和解くらい。読者の興味を惹きキャラを構成するはずの要素が、今の限には、もうほとんどない。そんなキャラ――解決すべき問題がなくなってしまったキャラクターに残された道は、ほとんどの場合、ただ美しい去り際を見せつけることくらいしかないのですよ……。
 
 あと、式神は式神で本物同様の結界術を使えるようですが、式神自身はさらに自らの式神を使ったりできるんでしょうか。使えたら文字通りの式の式で超美味しいんですけどね(恐らく私以外の誰にも理解できない超独り善がり感想)。


クロスゲーム(6)
 今ここに決めた。
 私はァ、赤石×青葉を超応援することをここに宣言致します!!
 光なんぞに青葉を渡してたまるか! あの二人が一番お似合いだっつーの!


あいこら(13)
 ぶはははははははははははは!!!
 「大真面目な感動物語」と「素敵に狂った変態設定」が絶妙なコラボレーションを形成し、「音禰のないしょ」で垣間見えた井上先生最強のコンボが遺憾なく炸裂していたので今週は大満足でございます。そうさ、今週みたいな話こそが井上先生の真骨頂なのさ!

 というより、すでにこの漫画は「変態な主人公が可愛い女の子に囲まれてウハウハする話」なのではなく、「可愛い女の子達が素敵な変態たち(主人公含む)に囲まれてチヤホヤされる話」、つまり逆ハーレム漫画ですよね、もう完璧に。これを「ラブひな」と互換性のある美少女ハーレム漫画として定義する場合、置き場所に困る不可解なパーツばかりがあまりに沢山残ってしまうのを「あいこら=ラブひな劣化版」主張派はどう考えているんだろうか……とか書こうと思っていたら言いたいこと全部C-WWWの深沢さんに言われてしまったので残念無念。この漫画で変態ばかりがどんどん増え続けているのは、要するに「いちご」でどんどんヒロインが増え続けていたのと全く等価のことなのですよ。


ブリザードアクセル(29)
 甘酸っぱくてジューシーうぺぺな(?)ラブコメ模様はともかく、吹雪の言うことは現在進行形で割と理解できるのがなんだかなあ。恋愛なんてできるのは心に余裕がある時だけっすよ……。

 しかし小雪はなんというか実にえろいですな。「何故キスが不潔なのか」「そもそも不潔なことの何がいけないのか」などとことんまで真面目に追及・議論し言い負かしてやりたいという欲求はともかく、こーゆー少々過剰に潔癖(?)なところのある子ほど、一度その快感を知ったら病みつきになる傾向があることを考えると期待と不安でドキドキが止まりませんよ? 変な男にずっぽりハマって抜け出せなくなることがないように祈ります。


うえきの法則+(21)
 復帰万歳! 良かった、一時期はどうなることかと……。福地先生はまだまだ成長過程の途中にあって、経験と修行を積めばどんどん今より良いものを描いてくれそうな人だと私は思っているので、ここでなんとか戻ってきたのは素直に嬉しいです。
 (後注:と、この感想を書いた時(46号発売より前)は思っていたのですよ……)

 期待していた仲間の話の答えは結構良かったです。メリットがあることを意識して付き合うのではなく、なんとなく付き合っているうちにメリットが発生している、ということですな。無印の頃はほとんど植木のワンマンチームで、仲間は植木にとって実質大したメリットになってなかった(ろくに連携を取れたバトルがなかった上、植木の強さだけが突出していたので、むしろ足を引っ張っていた感が……)ことを考えると、仲間のメリットについて語る植木の言葉にも重みが出るってもんですよ(笑)。いや冗談を抜きにしても、今回の答えは「少年漫画」にとってまさに正解で、しかも「理想論」ではなかったので個人的には非常に満足でした。

 それと、今回もうひとつ感心したのがそんな植木の言葉を聞いた時のビャクの表情。言葉(台詞)に頼らずとも、このビビった表情一発でビャクの内面を雄弁に物語ることに成功しています。この方向が深化していけば、おのずと台詞癖も抜けて、絵で語るという漫画本来の表現方法もどんどん良くなっていくはずです。残念ながら、その直後にビャクに言わせた台詞はあまり上手いとは言えませんでしたけど。


絶対可憐チルドレン(12)
 なんていうか、全体的に実にイキイキしてる話ですなぁ。薫の「横島の妹」っぷりといい谷崎の変態っぷりといいオチといい超ノリノリ。こんな様子を見てしまったら、先日提言したばかりの「絶対可憐チルドレン=SF美少女コメディー」という定義を早速撤回したくなってしまいますってば。これって少年漫画の皮をかぶったSF美少女コメディーじゃなくて、少年漫画の皮をかぶった子育て漫画じゃないのか。椎名先生が一番描きたかったのはそれだったのか……?

 ナオミは使いでのあるキャラみたいでなかなか良いですね。これからチルドレンの戦友兼お姉さん的ポジションにぴったり収まる立ち位置だし、皆本を巡って薫とガチの恋の鞘当てをする展開にも持ち込めるし(葵や紫穂だと薫に遠慮して一線引いてるとこがありますからライバルにはなりえない)、いざエスパー達が反乱を起こした際にはその生真面目な性格で先陣切って大暴れしてくれそうだし。できれば今回のような暴走はオチ用の豹変人格として、普段は真面目でしおらしいキャラと定義してくれれば嬉しいんですけど。

 それと、P.9に椎名先生も気付いていない新たな脆弱性を発見したので、ファンなら黙ってパッチを出す! こんなの今回たまたま気付いただけで、本当は普段からもっと沢山細かいミスがあるんでしょうけど。


見上げてごらん(28)
 あんなに頭の良いねこはねこじゃないYO……。


クロザクロ(58)
 これははっきり「打ち切り確定」ですね。こういう時にかなりの猶予がもらえるのがジャンプとサンデーで一番違うところですが、作品的にはともかく作者的にはどっちの方が残酷なのか、良く考えると結構微妙だったり。それでも私はサンデーのやり方を支持しますが。


こわしや我聞(81)
 若様、さようなら。

 しかし今回の展開は……、展開の巻きの速度という観点ではかつての第三研編と似たようなものですが、でも伏線の消化速度が正直比べものにならんほどとんでもないことになってるんですが。いくら巻きでも若様を倒しちゃマズいでしょ。彼に対しても「結界師」の限の項で言ったのと全く同じ議論が適用できてしまうので(過去が明かされ、現在の問題も解決し、未来の展開にも限界が感じられる)、キャラが死んでしまったようにしか見えません。死んだキャラには、もう生きていた頃のキャラのような輝きは期待できません。これで死ぬ前に新たなポイント(解決すべき問題)がピックアップされていればまた話は違ったのですが、正直言ってもう手遅れです。こんな無茶をしでかしてしまったということは、「こわしや我聞」、本当に終わってしまうんですね……個人的には残念でならないです。終わる理由は、わからないでもないけれど。


からくりサーカス(機械仕掛の神61)
 よし、サハラの時みたいに頭の中の記憶回路だけ持ち出してまた新しいボディで復活だ!
 とはなりません、ご安心を。理屈云々はさておき、それはあまりに野暮にすぎる。

 しかし界隈を見ていると、どこも意外と反応が淡白で淋しい限りです。私はそれなりに良かったと思うんですが、まだ罪は消えていない(からそんな綺麗な死に様は許されないだろ)とか、お前の死に様なんかどうでもいいとか、そもそも特にコメントがなかったりとか……。どうやらこんなもんじゃ全然ダメらしいですorz これにはいろいろと理由があるんでしょうが、やっぱり一番の問題は藤田先生と読者の意識に大きな齟齬が発生していることだと思います。藤田先生的にはこれで納得がいくと思っているのでしょうが、現実には読者の大半がそれでは納得できていないのが問題なのです。

 では何故そんな齟齬が発生しているのか。それを考えるには、まず両者の意識をきちんと取り出して比較する必要があります。そこでまず藤田先生によるコロンビーヌ他最古の三人の扱いを見てみると、恐らく以下のような感じになっているものだと思われます。

   (1)かつて、最古の人形たちは人間に対してとても酷いことをやってきた
   (2)しかし、人形たちはただの道具であって、そこに善悪はない(命令を実行するだけ)
   (3)だから人形たちには罪がない(悪いのは全て造物主フェイスレスである)
   (4)仮にあったとしても、それは最後に良いことをして散ったことで清算されたと看做せる
   (5)だから今回の展開でもみんな感動してくれるに違いない

 しかし、界隈の反応はおおよそこんな感じです。

   (a)かつて、最古の人形たちは人間に対してとても酷いことをやってきた
   (b)最後にちょっと良いことをして散ったくらいじゃ、とてもじゃないが罪は清算されない
   (c)だから今回の展開では感動できない

 こうして比べてみれば一目瞭然、読者意識では見事に(2)と(3)が抜けています。だから感動できないのでしょう。(2)と(3)が抜けているということは、言い換えるなら最古の三人を道具として見ることができていない、ということです。最古を善悪のない道具だと思えないから、道具の倫理論を最古に適用させることができない。かつて生方法安を通じて読者に道具の倫理論(2)を説いたのにもかかわらず、未だ最古の扱いに納得していない人が多いのは、そもそも法安の言い分が最古に通じると感じている人が少ないということの表れです。これは読者意識の誘導の失敗という意味で、間違いなく藤田先生自身に起因する問題です。

 では何故読者は最古を善悪のない道具だと看做せないのか。それはやはり、人形たちの描写があまりに人間臭すぎたから、という点が一番でかいのではないでしょうか。人間と同じように意思を持ち、喋り、自己主張し、独立したキャラとして動きすぎたゆえに、読者には彼らが人形(道具)ではなく意思を持った個人にしか見えない。だから今更最古が道具であって善悪はないと言われても納得できない。こういう理由があったものだと思われます。それに、人形=道具の倫理観を説くタイミングがあまりに遅すぎたのも問題でしょうね。あれじゃせっかくの法安の正論も「最古を許してもらうための言い訳」にしか見えませんでしたから。もっと早く、できればからくり編現役当時〜もしくは法安初登場時くらいに初出のタイミングを合わせ、その後も繰り返し提示し続ければまだわからなかったのですが……(とはいえ、からくり編では「人形=憎むべき敵」という意味付けがなされていたので、それと真っ向から反する法安の議論を無理なく展開するには、相当な技量が必要だっただろうとは思いますが)。

 また、今回の問題は何も最古に限っただけの話ではなく、この漫画全体に適用できる問題、言ってしまえば「からくりサーカス」が盛り上がらない理由でもあるのではないかと思います。簡単に言うなら、誰も藤田先生の考えについていけてないんですよね。鳴海がエレを憎む理由にしろ、勝がどんどん強くなっていく理由にしろ、藤田先生は「こう描けばみんな納得してくれるはずだ」と思っている部分が、ことごとく読者に通用していない。読者おいてけぼりです。だからみんな鳴海の怒りには違和感を覚えるし、勝の無闇なパワーアップには不快感を覚えてしまう。そして何故読者が納得できていないのかというと、それは不幸な事故でも時代の巡り合わせでもなんでもなく、ただ単に出ティール描写の失敗が積み重なった結果、つまり藤田先生自身の実力不足だったとしか言いようがないのが悲しいところ。読者を共感させてナンボの漫画が、読者を共感させることに失敗している。これでは長きに渡る低調も致し方ないでしょう……。

 といったことをちょっと考えた今回の話でした。彼女の墓の前で言うには、あまりに野暮に過ぎる言葉なのかもしれませんが。


兄ふんじゃった!(35)
 愚か者め。一時の欲望に流されハッピーエンドフラグを放棄するたぁどうかしてやがる。今回のテルキヨに弁解の余地はないので、存分に吊られてきてください。それが一番健全な姿だ。


D-LIVE!!(40-4)  斑鳩の同級生に仕事中の斑鳩を見せて真実を思い知らせる会
 ただ単に「密猟なんかする奴はみんな悪い奴だ!」で済ませず、向こうの言い分にも一理ある形にしたのは好評価。最近の少年漫画って、こういう「そこそこ正しく見える意見」同士のぶつかり合いが少ないですからねー。みんな「主人公サイドは正しい、敵方はみんな間違ってる」で済ませちゃうから手に負えない。ちなみに自分は、彼の言い分を飲み込んだ上で、それでも虎を保護するのは「それが一番カッコイイから」以外の理由付けはできないと思っています。相手に人間の倫理が適用・通用するならともかく……。

 そして斑鳩の母の話は最後まで触れないものかと思っていたのでちょっとびっくり。父親関連の伏線が回収されてしまったのは確かですが、母親のことは「なんとなく察してください」で通すのかと思ってました。これはアレか、母親の昔の立場によって斑鳩の恋愛フラグにも影響が出てくるとかですか? 例えばもし母親がASEの職員だったら斑鳩と初音ちんの付き合い方に話が及び、母親が一般人だったら斑鳩と委員長の付き合い方に話が及び、母親が年上だったら斑鳩と一見クールな烏丸先生の(略)、母親が超人遺伝子の持ち主だったらあっきー(略)、そして母親が男だったら波(略)ごめんなさい。


ネコなび(15)
 今週の実録おまけまんがはなかなか良かったですよ。その通り、奴らは突然意味不明なタイミングで暴れ出すから手に負えない。


総括
 とにもかくにも今週は「あいこら」が神過ぎたので、今週のMVPは266ページのあの感動の光景以外に考えられません。せっかくのコロンビーヌの退場も弟子の八面六臂の大活躍の前に完全に霞んでしまった形です。ったくもう藤田先生ったら萌えですね! ということで、たまには「藤田和日郎ファンサイト」っぽく終わり。

 しかし、今週のMVPのコーナーってその場のノリでやったりやらなかったり中途半端なので、これからは毎回ちゃんとやろうかな。総括=雑誌全体の感想だと、なんにも思い浮かばない時も多々あるし……。





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