過去拍手お返事2005年11月〜12月分


<ちょっとずつでも拍手の返事2005/12/10〜2005/12/29>

樹樹さんへ(割と私的なやりとりなのであえて非掲載で)
 どうもです。いきなりコメント差し上げてごめんなさい。いつもお世話になっているので、割と手早く対応しようと思って(自らのサイトを放りつつ)突発的に送ってしまいました。確かに今の「我聞」サイトは何をして良いものかわかりませんからね……(苦笑)。うちの本家復活は、あまり急いでもまた前回の失敗の二の舞を演じてしまうのが目に見えているので、三周年記念に合わせてまったり四月頃に行うことにしました。だらだらネットライフばんざーい。ということで来年もよろしくお願いいたします(これ読む頃には来年になってる可能性高いけど)。


>12/29非掲載希望の方へ
 暖かいお言葉(今間違って「男場」って打っちゃった)ありがとうございます。そして大変お待たせしました。いろいろ同時展開しようと思っていたら案の定自爆してしまったのです……。というか拍手の返事に一番時間がかかっている罠。このへんで在り方を考え直さないと。


>椎名先生は本当にストーリーが上手いですよね。サンデーで短編集を4冊も出しているのは伊達じゃないです。
 ええ、ほんとそう思います。でも正確に言うなら、「ストーリーが上手い」というよりは、どっちかというと「定石を良く理解している」の方がニュアンス的に近い、のかな。本当にトップクラスにストーリーが上手い人は、とても凡人の想像もつかないような展開で読者を引きずり回してくれますからねぇ(ちょっと少年誌界隈では具体例が思い浮かびませんけど)。流石に椎名先生もそこまでではないですが、でも「安心して次の展開を期待できる」人であることに間違いはありません。ああ、なんか良くわからない言い方でごめんなさい。私はこういうのを(現段階では)感覚で判断してるので、他人に説明するのが難しくて……。

 でも、椎名先生に限らず、少年漫画のストーリーがある程度レベル落ちするのは、結構メディアの影響もでかそうな気がしますけどね。少年漫画、しかも週刊連載という縛りをなくせば、誰もがそこそこの話を描けるだけのポテンシャルを持っているのかも。……縛りの中で最大限の力を発揮するのがプロというものだ、という言い方もできるっちゃあできますけど……。


>私の周りの「妹持ちの兄」は皆たくましい丈夫な者ばかりです。これが現実だといいのですが・・・。
 まぁ、妹の真実を知っている癖に妹萌えなどという愚かな幻想にハマる男は「ケンイチ」の谷本くらいなので、これが現実だと思って良いでしょうね。だって妹がいるくせに妹萌えに走るなんて構造的にありえないもの。現実のおばさんメイドを知りつつメイドスキーに走る人の方がまだいてもおかしくありません。あっちの人達が萌えている「若くて可愛くて従順なメイドさん」は幻想の存在だから、現実を見て幻滅するということがないので。

 ただ、ここでひとつ気に留めておかなければならないことは、現実の妹が愚かで醜い存在であるのと同程度に、我ら現実の兄もまた愚かで醜い存在であるということです。だって兄妹だもん、似てるに決まっています。妹が醜いなら兄もまた醜い! 彼女らをバッシングするということは、それすなわち自分自身をバッシングするということに他なりませんのでご覚悟の程を。つまり何が言いたいのかと申しますと、兄妹喧嘩はやめてみんな仲良くしようねということでございます(ほんとかよ)。


>今のギンタと十ツ星&レベル2の植木が戦り合ったらどっちが勝つでしょうか?
 えーと、そうですねぇ。
 実は植木にとってギンタというのはめっちゃ相性の悪い相手なんですよ。レベル2はギンタのARMには定義上まるっきり効果がないし、鉄・百鬼夜行・波花はバブルランチャーで相殺され、旅人・唯我独尊はクッションゼリーには通用しない。威風堂々はバブルランチャーを防ぐのには効果的でしょうがガーゴイル相手は恐らく無理(ついでに言うなら花鳥風月でかわした方が早い)、そしてこちらの最強攻撃・魔王はそもそも攻撃として全く当てにならない。頼みの快刀乱麻もこの調子じゃダガーアームに弾かれてしまうでしょう。「ガッシュ」のコーラルQじゃありませんが、能力のほとんどを封じられてしまうわけです。その上、ギンタにはガーゴイルという安定した超高出力最強攻撃がある。クッションゼリーは言わずもがなの無敵防御。しかし、そこまで並べた上であえて言いますが……

 もし私が植木なら、九割方以上はギンタに勝つ自信があります。運が良ければ、旅人と唯我独尊だけでどうにかなるかもしれません。
 逆にもし私がギンタなら、植木には全然勝てる気がしないと思います。正直レベル2や十ツ星どころか六ツ星植木相手でも負けの線が濃いでしょう。

 これだけ圧倒的な予想を立てているのは、ひとえに持久力に差がありすぎるからです。簡単に言うなら、魔力で動くARMは使える量や回数が限られているのに対して、植木の神器や天界能力も、(繰り返し使い続けると疲弊はするものの、)魔力に比べると基本的に回数や時間の制限が非常に小さい。この差がものすごく響いています。最強攻撃ガーゴイルや最強防御クッションゼリーの存在も、この事実の前にはほとんど何の役にも立ちません。そこに増して、植木の花鳥風月や電光石火による鬼のような機動力が加わればますます差が開いていく一方。勝ち目はどんどん遠のいていきます。

 例えば私が植木なら、ギンタ相手にはこういう戦法を取りますね。
 まず、戦闘開始前か直後に唯我独尊を適当に一発撃って、なるべく派手にその威力をアピールします。別にギンタを狙う必要はありません。その辺の岩なんかを噛み砕くのがベターでしょう。そして戦闘開始と共に即座に旅人を発動、首尾良くギンタを閉じ込めることに成功したら、あとは内部の緊張を途切らせないように注意しつつ、時折脅しをかけながらそのまま30分ほど待ちます(30分も神器を保てないなら、気力を使い切らない程度に長い時間で構いません)。これで終わりです。唯我独尊のインパクトに警戒したギンタは旅人の中でクッションゼリーを発動して攻撃に備えるでしょうが、適当に放っておけば勝手にどんどん魔力を消費していってくれます。30分も経てばすっかりへろへろになっていることでしょう。もうガーゴイルを撃つ気力もないはずです。あとは適当な神器で止めを刺せば勝ち。名付けるなら旅人ジリ貧作戦、でしょうか? (まんまやがな)

 もし最初の旅人を避けられた、あるいは旅人ジリ貧作戦を見破られていたとしても、その場合は花鳥風月や電光石火を活用して遠距離戦を意識すれば問題ありません。ギンタには電光石火や花鳥風月に対抗できる足がないので、遠距離戦に持ち込むのは簡単でしょう。まぁ最初のうちはバブルランチャーで攻撃をことごとく爆破されるでしょうが、そのうちガス欠で防ぎきれなくなってきます(植木も消耗はするでしょうが間違いなくそれより先にギンタの限界が来ます)。仮にその状態でガーゴイルを撃ってきたとしても、高速移動系の神器があれば余裕で回避できると思われますし、さらに万が一ガーゴイルに命中率100%という特性があったとしても、花鳥風月でギンタの懐に飛び込めば相手はその時点でもう何もできません(自分もビームに当たっちゃうから)。その場合はとっさにハンマーorダガーアームに切り替えて反撃してくるでしょうが、そこで木の能力を使えば一時的に動きを封じることくらいは簡単な話です。そもそもガーゴイル用の魔力を練り上げている最中にいきなりバージョンを切り替えたところで大した威力にはならないでしょうし、それを見越した罠(ガーゴイルを撃つふりをすれば、あいつは接近してくるに違いない!)を仕掛けてくる可能性もゼロではありませんが、これまでのギンタの戦術レベルを見ている限り、まずないと踏んで構わないでしょう。このように、「周囲にゴミが全くない」、もしくは「どういうわけかわからんが絶対にその場から動かず相手の必殺技を正面から受けなくてはならないというメルルールが適用されている(笑)」、などの、植木にとって相当不利なよっぽどの状況下でない限り、ギンタがどのような手を打ってきても対処は十分に可能です。負けるとしたら、メルルール下で旅人と電光石火と花鳥風月を全部封じられており、なおかつガーゴイルvs魔王勝負でうまく魔王を最大威力にできなかった場合くらいしか考えられません。

 逆にギンタで植木に勝つのは相当難しいでしょう。私がギンタとなって植木を倒すシチュエーションを想像しても、ハンマー・ダガー両アームやバッボ通常形態攻撃は素早い相手にまるっきり届かず、バブルランチャーは防御には使えても攻撃には使えないし(かわされるor威風堂々で阻止)、ガーゴイルはタメの間に近寄られたら攻撃不可能、アリスに意味はなく、頼みの綱はクッションゼリーだけ。しかもそれは全く攻撃能力をもたず、あんまり酷使するとあっという間に燃料切れを起こすという……すさまじい手詰まりっぷりに頭を抱えてしまいます。

 勝ち目があるとするならば、例えば、どうにかして旅人をかわし続けながら巨大洞窟やドームのような比較的広い室内空間に植木をうまくおびき寄せて、バブルランチャーとガーゴイルで部屋を破壊、クッションゼリーで自分だけは無傷を保ちつつ、相手が瓦礫に当たって無力化するor花鳥風月が上手く壊れることを祈る……という、状況を限定した、かつ消極的な戦術を取るしかない気がします。もちろん威風堂々+波花で瓦礫を防がれたら全く意味なし。しかも花鳥風月の破壊に成功した程度じゃ、これまでに比べりゃ少しはマシに戦えるかもしれないが、それでもなおかなりの不利は覆せない、くらいが精一杯でしょう(一発の破壊力があまりに違いすぎます)。植木の場合と比べて、勝利への道が果てしなく限られていることがおわかりでしょう。

 以上より、総合結論。状況にもよるが、よっぽど不利な条件でもない限り、ほぼ間違いなく植木が勝つ。これが私の意見です。しかし、そもそも物語の最終形態の戦闘力と発展途上形態の戦闘力を比べているのだから差が出て当たり前とも言えるので、だからギンタが植木より弱い、と断言はできないと思います。……まぁその点を慮ったとしても、持久力の問題で、まず植木が勝つだろうとは思いますけど。


>薫眼によると森=B(二年後C)鈴子=D マリリン=D メモリー=C ミリー=AA ソラ=Aだそうで。
 ちょっと待て、あんたはいつそれを薫から訊いたんだ。
 というか胸の大きさなんて実際問題大したことじゃないのですよ。サータンじゃないですが、どのサイズにもそれなりの需要はあります。え、私? 私は胸のサイズなどまっっっっっっったく気にしないので悪しからず。そんなとこ見てる暇があったら他の要素を見ます(他人がどんな胸をしてようが、どうせ私には縁も関係もないことですし)。なのでおっぱい星人の人の考え方は私にはいまいちわからないんですよねぇ。タモリとかのすごい喜びっぷりを見ても「???」が正直なところです。悪いものとは思えませんが、かといってそれほどまでに良いものかな、アレは? まーそんなに胸が好きなら相撲中継でも眺めてろ……とは言いませんが(それは個人の好みの否定になるし)、ふーんまぁ勝手にどうぞ、以上のことは考えませんね。胸に関しての私の意見はこんなもんでしょうか(誰も訊いてないよ!)。……ああ、そうだそうだ。それともうひとつだけ。私はメモリーの胸はBだと思うな。 (だいなし)


>それはどこのジャバウォックですか!ええ、亜取さんは無傷でしょうね
 あっきーが傷付いてるシーンなんて想像できませんよねえ。そのうちビームを撃ったり巨大化したりしますよ彼女なら。アレだ、きっとまだ物心つく前に母星から地球に送られてきた侵略者の子供なんですよ。そのまま成長していれば、地球を制圧する恐るべき悪の戦士に育っていたに違いありません。しかしある日、手を滑らせて谷底に落ちた時に頭をぶつけて良い子になっちゃったんで以下略。それにしてもものすごい手の滑らせ方だな、よりにもよって谷底に落とすなよじっちゃん……。


>またまたメールしました〜 載せて下さると嬉しいです。クロザクロはお好きじゃないですかね?
仁義です。今自サイトで小説を2話書きました。感想が出来れば貰えると嬉しいです。小説を書くコツって何?
 うっす、仁義さんこんにちは。いろいろとお返事が滞っていてごめんなさい。正直今はちょっと時間が押しているので、詳しいところは後ほどメールで答えさせていただきます。ということで、ここでは小説を書くコツのようなもの(と私が思っているもの)を少しだけ。

(1)小説をたくさん読む。
(2)書きたいものを決める(それを飾り付けるために全体を書く)。
(3)同じ語尾をすぐ繰り返さない。

 こんなもんでしょうかねぇ。それぞれ、(1)が前準備、(2)が話を考える時の、(3)が実際に書いてる時の話ですが。
 (1)は要するに反復練習ですね。数読んでれば、そのうちどこでどんな書き方をするべきものなのかがなんとなくわかってくるので、なんとなくそこそこのものが書けるようになります。英語みたいにいちいち構文考えて組み立てていくのも良いですけど、それよりずっと楽しいのでこっちの方がお勧めです。
 (2)はつまり、あるシーンなりキャラなり文章なり書きたいもの、見せたいものを「目標」として、それをどうやって自然に、派手に、強烈に見せるか(いかに飾り付けるか)だけを考えて話を作るということですね。例えば、ハッピーエンドが描きたいなら、その直前はとんでもない絶望展開にしよう、とか。これを心がければ話がブレるということがなくなります。趣味の範疇の話ならこれで問題ないでしょう。ただし、書きたいものだけをただ書いて、その飾り付けをサボるとうちに置いてある小物小説みたいなことになってしまうので気をつけて(笑)。飾り付けとしては、あえて逆の属性のものをたくさん配置するのが一番簡単で効果的でしょうね。光を書きたいなら闇を、希望には絶望を、勇気には恐怖を、とか。
 (3)は小説に限らず、最も簡単に「素人の文章」を卒業できる効果的な手法です。「だった」の次の文章は「だった」では終わらせない。会話シーンでも「〜と言った」は連発しない。言ってしまえばこの程度のことですが、しかしこれがなかなかどうして使えます。専門用語では「同語反復」と言いますが、これをやるとボキャブラリーが貧困に見えて、頭が悪く見えちゃうんですよね。ということで、同じ言ったシーンでも「言った」「呟いた」「漏らした」「叫んだ」「わめいた」「囁いた」「こぼした」、もしくは同時に行われた動作で代用する(例:「暗くなってきたわね」と、彼女は天を仰いだ。)など、いろんな表現を駆使して同じ言葉が二回使われないように心がける。これだけで随分変わります。……まぁ、学術論文などの厳密さが要求される文章では、これはむしろ禁じられていることなんですけどね。これに何度泣いたことか……(涙)。

 以上、簡単に解説するとこんなもんでしょうか。そんな偉そうなことを言えるほどの書き手ではないんですけどね(笑)。ああ、もっと文章が上手くなりたい。もっと良いコツを知っている方はどうか教えていただけないでしょうか?


>北海道在住なら「うえき」も「MAR」も見られるのに、見ようとしないのは何かポリシーでもあるんですか?
 いろいろ理由はありますけど、結局総合すれば「興味がない」からです。
 それに私は結構ガッチガチの原作至上主義者なので、観だすと絶対に文句ばっかり並べるのが目に見えてますしね(笑)。そんなみっともない真似をするくらいなら、いっそ潔く最初から見ない方が格好良いと思うので、そうしているまでです。テレビの前で延々文句ばっかり並べたところで、誰も得しないし。


>福地先生から手紙の返事がキターーーー!!感激だぁーーー!!あと、復活してくれーーーー!!
 おめでとうございます! あー、成程、確かに福地先生なら、こういった事態になったらまず「今まで貰ったファンレターの返事」に手をつけそうですよね……。私の中での福地先生像によるならば(笑)。たぶん具体的な今後のことについては書かれていなかった(書けなかった)ものと推察しますが、とりあえず作品とその影響とは今もきちんと向かい合っているようですね。私としては、いっそ今くらいは「うえき」のことは全部忘れて、やりたいことやりまくっても良いんじゃないかなー……とも思いますが。肥大化しすぎた自分の息子をいつまでも中途半端に意識し続けるよりは、一時的にでもすっぱり切り離して早い回復を目指す方が結果オーライになる気がするし。……なんか、もう「そういうこと」前提で書いてしまっていますけど。もし違っていたら失礼極まりないなぁ……。

 あと、最近の拍手のコメントもそうなんですけど、今は「うえき」ブームが来てるんでしょうか? どうも自分の周りでは近頃やたら「うえき」の話題が多いような気がしてなりません。リアルの友人(腐女子)も、現在第五次「うえき」ブームが来てる、とか言ってるし。彼女の弁によると、植木×佐野、佐野×犬丸、コバセン×犬丸、ハイジ×ナガラ、バロウ×ヒデヨシあたりは全然余裕でOKだけど、植木×コバセンはダメなんだそうです。私には違いが良くわかりませんが、まぁそういうことなんでしょうね……(どういうこと?)。


>あっしが釣られたのはえろりでも姫でもなくて幼馴染だと言ってみるテスト。 byジ・鳴なゆ
 うっす、こんにちはです鳴なゆさん。いつもお世話になっております。先日はどうもゴタゴタしていたようで……何か掲示板にコメントを寄せようかとも思ったのですが、自分のとこの掲示板を放っておいてそれはないだろうということで控えてしまいました。結果的に「なにもしない」ことになってしまったのがなんともはやですが……。

 さて、そこでまゆげの幼馴染の話ですが、なんか世間の注目の大半はお姫様に向かっていて、理香好きはほとんどの場合「どうせこの子は引き立て役なんだろうなぁ」と悲観的な模様ですが、でもぶっちゃけ私はこの件については大して心配してないんですよね。というか、たぶん最終的にこの子は勝つので。正確に言うなら、勝負には負けるが試合には勝つ、という感じですけど。

 これはどういうことなのかと言いますと、えーっとですね、もし「アルバトロス」を「フツーの少年がある特殊な女の子と出会い、異世界に引き込まれる」ジュヴナイル型ボーイミーツガールストーリーと定義する場合、最終的に主人公は異世界を卒業して現実世界に回帰せねばならない、つまりラストでユウキはアルバトロス(=異世界)と別れなくてはならないからです。そうでないと、メッセージとして機能しません(余談ですが、だから「うしとら」のとらは消えたんですよね)。となると、ラストでユウキは理香(=現実世界)のもとに帰ってくるという構図になるはずですので、この時点で最終的なカップリングはユウキ×理香で決定でしょう(試合には勝つ)。しかし、アルバトロスのいる間は理香に勝ち目はない、という意味では理香は絶対的な敗北者でもあります(勝負には負ける)。まぁ、でも試合にも勝負にも負けそうな「ケンイチ」の泉さんや「ハヤテ」の西沢さんよりはまだマシだということで……。

(でもジュヴナイルを卒業したユウキが、それ以降も少年漫画的恋愛関係に甘んじるかというと、それはそれで不安ではありますが。「イリヤ」の浅羽×晶穂もそうですが、案外あっさり終わりが訪れそうな予感がしてなりません……)

 それと、ついでに。例の「畑先生のコナンいじり問題」ですが、私としては「悪意があってやっているようには到底見えない」「それほどまでに酷いことは言ってない……気がする(言われなきゃ微妙に失礼だってことにすら気付かないところでした)」「そもそも師匠・久米田康治の頻繁なコナン橋いじりが許されるのに、これに限っては許せないという理由がない」ので、アレについて言及する気は特にありません。それに、あのレベルの話を叩くのであれば、他の漫画、例えば「ケンイチ」をはじめとするサンデー感想の文句成分を現在の五割増しくらいにしないと筋が通らないと思うのですよ……。


>12月10日の記事が、今日(18日)はてなアンテナに反映されてました。遅すぎw
 うちのサイトは、google先生は結構良い感じにサクサク最新の情報を拾ってくれるのですが、その代わりはてな先生は全然拾ってくれないんですよね……。ということで自分のアンテナでは登録アドレスを「http://tww.gozaru.jp/」から「http://tww.gozaru.jp/index.html」に変えてみたんですが、すると今度は広告の変化まで余計に拾ってくるという(笑)。なんか呪われてるらしいですよ?


>うえきの対戦で面白い、燃える対戦はなんですか?私は佐野関連がいいと思われ。燃えは植アノ、植ビャク。
 そうですねぇ、面白かったのというと、やっぱり森あいのメガネ好きが絡む勝負関連ですねぇ。vsメモリーとかvsキルノートンとか、あのへんはノりにノっていた印象があります。鈴子vsバンとかも笑った笑った。燃えたのは断然プラスに入ってから。植木vsシロ、植木vsビャク。あのへんが「うえき」の中では私的感情移入度がかなり高かったです。

 ……まぁ、こういうとちょっと厳しいんですけど、正直な話、私は「うえき」のバトルをそんなに高く評価しているわけではありません。ギミック部分だってぶっちゃけ「小細工」以上のものは出てこなかったと思っていますし、感情移入の部分についても……いつぞやの感想にも書きましたが、無印の頃の評価は「エセ熱血バトル」だったので。ラストのヒデヨシの葛藤を除いては、どうにも「それっぽいことを言って戦っている」だけにしか見えませんでした(そのあとヒデヨシ戦ってないけど)。

 しかし、かといって全く相手にしてないというわけではもちろんございませんので。実際の出来はともかく、福地先生からは「バトル漫画の矜持(こだわり)」が感じられるんですよね。バトル漫画を描く以上、駆け引きやどんでん返しも重視し読んでて面白いバトルを描くぞ! っていう気概が(さらに言うなら、プラスのナガラ追いかけっこで植木の戦術を自ら「小細工」と評したこともありましたね→つまり現状で満足していない、ということです)。それに感情移入についても、先ほど述べたように、プラスに入ってからはびっくりするほど良くなっているような気がします。総じてかなりの上昇志向を感じる。そしてそれに伴う成長も感じられたわけであって……ここでリタイア(?)というのが本当にもったいなくて仕方がないです。もう復帰の確率は五割もあれば良い方なんじゃないかと個人的には思っているのですが、どうにか戻ってきてほしいですよねぇ。肉体的にも精神的にもキツい仕事ですけど。


>あらゆる(必要性のない)モノが逃避行へ誘(いざな)う... 負けるな!(^^)
 やった……やったよママン! なんとか負けずに終わらせることができたよ! 勝ったよぉおお!
 ……と言いつつ、結構逃避もしてましたけどね(笑)。マインスイーパを筆頭に、東方永夜抄をちょこちょこやったりとか、某ネタサイトで活躍(?)したりとか……まぁ、生活の大半が卒論漬けだったことは間違いないんですけど。ここ数ヶ月のことはあまり思い出したくないです。


>ハイジって名を読むと、どうしてもあのシスコン野郎に(爆笑)。ってか、道士郎が!あ、アノスさよなら。

 「やだ!! めちゃくちゃカッコ良くない?」
 「うんうん、ハイジって名前もカッコイイね!!」
 「目もとがちょっとカワイイね」


ちょっとカワイイ目もと(半分隠れてるけど)




 「ねぇねぇハイジ君! ハイジ君ってどんな女のコが好みなの?」
 「ボク? そーだなァ…


好みの女のコ




 「なーに、ボクの愛には性別など問題じゃないさ。女性も男性もボクは愛せる人間だからね♡」
 「女性も男性も…え? 男性も!?


衝撃の求愛宣言

 似たようなもんじゃないですか(苦笑)。私もハイジというと魅梨衣命(辞書で変換可能)の方を思い浮かべます。今どこで何をしてるんでしょうね、あのシスコン野郎は。

 「道士郎」は……まぁ、感想の方でも書きましたが、どうやら伝説のまま終われそうだ、とポジティブに解釈することにしました。最近のクオリティは鬼だと思っていたんですが、どうやらアンケートの受けは悪かったらしい、ということで。クオリティと人気が必ずしも比例するとは限らないというわかりやすい例でした。そのへんのことは次号の総括でちょっとだけ書きたいと思います。

 アノスは……奴も地味に古参でしたからねぇ(初登場は9巻、約6年前)。まぁ気がついたらいなくなっていたというフェードアウト式の退場じゃなくて、死ぬ前にちゃんと見せ場(?)をもらえただけ良かったんじゃないでしょうか。彼には、生きてるうちにぜひ一度は「ヤンス」と言ってほしかった……。


>週刊ではないですけどハガレンはキャラの殺し方がうまいと思いますよ。
 ああ、確かに「ハガレン」もそうですね。あれも殺し方は上手い。前回書かなかったのはサンデーやジャンプの漫画ではなかったから……じゃなくて、単にすっかり忘れてただけなんですけど(笑)。うん、そうですね。アレも結構ポンポン殺してますからねー。やっぱり「死を惜しまない」、そしてそれが物語に好影響を与え続けているという点ではズバ抜けています。月刊ペースだからというのもあるんでしょうけど、一話一話の密度が濃くてどんどん状況も変わっていくし。最新号のあの属性変化にはビビりました。なんつーか、惜しまなさすぎです(死んだわけじゃないですけど)。


>斑鳩軍団ついに始動ッ!
 うおお、そんな古いネタを良く覚えてらっしゃいましたね……(知らない人に解説しよう! 斑鳩軍団とは、クライマックスで斑鳩が圧倒的な敵軍勢に追い詰められピンチになった時、「あの時受けた恩を返すのは今だ!」とばかりにぞろぞろ集まってきて斑鳩を助けてくれる既出キャラ達のことである!)。そうですね、そういえば今回のロットンさんは斑鳩軍団のトップバッターになるんですよね。言われるまで気付きませんでした(笑)。……っていうか、それじゃもう「D-LIVE!!」はクライマックスということになっちゃうじゃないですか! そんなのダメー! ダメヨー! これ以上地味で良質な漫画が終わるのは勘弁ヨー! そんなのは「道士郎」だけでお腹いっぱいヨー!


http://flalog.chbox.com/home/vivi/archives/blog/ffdq/2005/03/02_194552.html
  がんばってください。とにかくがんばってください。
 おお、これは素敵なlovesongをどうもありがとうございました。はんぶはんたろーさんを知って以来、DQ2はドラクエシリーズの中でも屈指のお気に入りになったのでうはうはでした(FC版はクリアしたことないけど)。あっちのコメントにもちらっと書きましたが、萌え絵よりむしろドット画面キャプチャの方が良かったですね。細かくちょこちょこ改造してあるし、題材自体も燃えに笑いにとハイクオリティでした(いきなり死んでるサマルトリアの王子とひたすら罠にはまりまくるシーンの連続に爆笑)。
 ということでがんばりますよ〜。今年もどうにかがんばりますよ〜。どうにか。昔くらいの量の更新はちょっと無理かもしれませんけどね……。


 というか、また全体的に拍手の返事が肥大化している……このままじゃまたプレッシャーに押し潰されてしまうので、次回からもちっと短めにしたいと思います。スタミナの足りない人間ですいません。




<ちょっとずつでも拍手の返事2005/12/02〜2005/12/09>
>うえきDVD第7巻をコサックダンスの法則が入ってるから買います。さりげに森のチラリが入っているんだ
 むむむ……アニメは見たことがないので本来ならなんとも言えないんですが、もしアニメの絵柄が原作と同等かそれより若干良くなってる程度なのだとしたら、「アニメうえき」に直接えろりの要素を求めるのはあまりお勧めできませんね。アレは……なんと言いますか、「ボーボボ」のビュティ萌えに近いものがあるというか、作者の絵柄の下手さを逆手にとって、「作者の技量じゃこんな程度の可愛さでしか描けてないけど本当はもっともっと可愛いんだ!!」と脳内で妄想補完するのが正しいスタンスの漫画なので。特に最近の福地女性キャラならともかく、ドグラマンション編当時の女の子の絵柄はまだ今ほど可愛くなかったですし。

 ということで何が言いたいのかと言いますとね、「うえき」に関しては画面の直接えろりを求めるのはあまりにハードルが高いというか、コストに見合ったアドバンテージがないだろう、ということです。あれは実際の画面を見ながらでなくても、脳内でシチュエーションを反芻して味わい尽くせばそれだけでイケるはずです。はい。


でんでんです。絶チル賢木はやっぱりフェイクと思われますか(笑)。アレは合成能力者の人形かと思ったりしました。 文が切れちゃいましてすみません(^^; (注:拍手コメント時は字数オーバーで途中で切れてました)
 こんにちはっスでんでんさん、鋭い読み、まさに大正解です。さすが! 正直自分は普通にダブルフェイスを疑ってました。テレパスがこっちの味方だったら話的に不都合かなーと思って……プロテクターの存在をすっかり忘れていたわけですね(笑)。

 話は変わりますが、前回の感想にも書きましたけど、椎名先生はサンデーの連載陣の中ではオハナシ作りが非常に上手な方なので、こういったケースでは安心して「来週はどうなるんだろう」と期待できますよね。これが火○先生とか藤○先生とか○口先生だと、不安で不安で仕方がないんですけど。正直この業界、アベレージが低すぎると思います……。ということでどっかに漫画家に基本事項を叩きこむ専用の機関か何かがあったら良いのにな、と最近はたまに思います。師匠について技を盗む、とかそんなんじゃなくて、学校とか軍隊とか一部のプロスポーツのごとく、システマティックにテクニックと基本技量をきっちり教え込む場所が。まぁ漫画家に限った話ではなく、映画監督とかドラマやアニメの脚本家とか、なんでもそうなんですけど。もしそういうのがあったとしたら私は物書きの養成機関に参加するのになぁ、とかなんとか意味不明な妄想ですねごめんなさい。えっと要するにですね、他の漫画家の皆さんも、ストーリーテリングの上手な人の「何が上手いのか」をきちんと独自に研究・抽出・体系化して自身の作品に反映させてほしいなぁ、と。そういう養成期間が存在しない以上は独学でやってもらうしかないわけですけど。


>今日俺における中野の例もありますし、神野がかませ犬になることはないかと。それにまだ神野はまだ殿に心酔してませんしね。
 ごめんなさい、「今日俺」は半分以上うろ覚えなんです……中野って誰でしたっけ(汗)。当時はまだ真面目にサンデー読んでなかったからなぁ。そのうちキッチリ読み返しておかなくては。それだけの価値がある作品だろうし。

 で神野は……確かにまだ殿に心酔はしてないと思いますが、少なくとももう敵対することはないんじゃないかなーと思うわけです。いや、自分が殿より劣っている(?)ことを自覚した上で成長し、改めて殿に勝負を挑むという燃え展開ならあるかもしれませんが……でも正直小物化してしまった今の神野は、やっぱりかませっぽく扱われることになるんじゃないかなーと思えてなりません。軍勢に加入するかどうかはわからないとしても。


おばさん萌え〜〜〜!!…うーんさすがに無理w
 実はあの話の本質は「ツンデレなのがおばはんでも萌えられるかどうか」ではなく、「ツンデレといっても良いツンデレと悪いツンデレがいる」ところなのです。例えばおばはんキャラでも「MAJOR」の桃子かあさんとか「ケンイチ」の兼一母(さおりさん)がツンデレだったら、それはそれで萌えますよね? しかしあの場合は自分勝手で図々しいツンデレなため、単に見た目のいじましさによってツンデレに惹かれている人間では萌えることができません。もし、それがどのようなツンデレであっても萌えることができるようになったら……その時こそ、ようやく真のツンデレスキーを名乗ることができるのでしょう。それまでは偽です。

 ……でも「ツンデレはみんな良い!」で済ませてしまうのではなく、ツンデレに良し悪しを求めることも決して悪いことではありませんよ。料理にだって旨い不味いがありますからね。大事なのは、悪いツンデレにも愛をもって接することができるかどうか。唾吐きかけて速攻で見捨ててしまわないかどうか、です。


>神野…勿体無いと思うのは私だけ?
 ええ、初期の大物っぽさが消えて、一気に小物っぽくなっちまいましたよね。私も正直もったいないと思います。そのへんの期待も込めて「悪の殿」としての予想を立てていたわけですが……(苦笑)。


>委員長から斑鳩へのアタック妄想に痺れました。特にサンドイッチは身悶えしますね。あーちくしょう!(笑)
 あとこんなのはどうですか。斑鳩の貧乏暮らし(が続いてると委員長は思ってる)にやきもきした委員長は「お腹を空かせたクラスメイトを放っておくのは委員長として(r」とお弁当持参で斑鳩宅突撃を敢行! しかし何故かアパートにはすでに誰もいなくてしょんぼり、そこに斑鳩宅を張っていた鉄岡グループの残党連中が襲いかかってきて誰かたーすけてーってとこで我らがヒロインヒーロー斑鳩登場、何がなんだかわからないなりに委員長をガッチリ救助! 「なんで春日さんがこんなところにいるんだ……」と訊かれて答えに窮した委員長は顔を赤らめて逃走、あとには大量のお弁当だけが残されたのだった(もちろん最後はいつもの白背景に「腹は減っているが、勝手に食べたら怒られるだろうなぁ……」と斑鳩のモノローグでエピソードEND)。とか。どうですか。


>同意!実の妹に発情するクズな兄がいたとしても、実の兄に恋愛感情を抱く妹は絶対存在しませんよね!(力説
 まったくです。どうしてお偉いさんにはそんなこともわからんのでしょう。なんか悪いものでも食べたんじゃないでしょうかね?
 ……でも私としては、「実の妹に発情するクズな兄」も、幻想の存在だと信じたいなぁ。でも野郎はそーゆーとこ見境ないからな……。


>レリ・二ドルク!
 しり・ニドルク!


>烈火はどうなんですか?主人公が子供じゃない分よいと思ってる自分は、烈火は好きです。
 ちょっと前の拍手返事にも書きましたが、私は「烈火」はそんなに嫌いじゃなかったですよ。ツッコミ所満載の、なんも考えないで楽しむタイプの漫画として楽しく読んでました。でも今の「MAR」は流石にどうなんだと。明らかに当時よりレベルが下がってますよね。「烈火」に関しては、たまに「烈火がそこそこ読める代物だったのは、パクリ元が面白かったおかげだ」と言う人がいますが、今のアレを見てると、なんかもうそういう次元じゃないような気がしてしょうがないです。ホント、何を考えながら作っているんだろうなぁ。私には理解できません。

 でも本当に理解できないのは安西先生自身ではなく、「なぜあんなに人気があるのか」ということですけどね。つまらない漫画はつまらない漫画で存在することもあるでしょうけど、それがあれほどの人気を誇るのは何故なのか。誰かメカニズムを解明してくれないもんでしょうか。「主人公の精神年齢が子供だからリアル子供読者にぴったりで大受け」とか、そんな簡単な理屈で説明できるのかな、アレは……?


>メール届きましたか?あれは煮るのも焼くのも好きにしてかまいませんので。
 どうもです〜仁義さん。メールは確かに届いております、ええ。でも返事書くのが遅くなっててごめんなさい……。
 それでアレですが……どうしようかなぁ。どこに置こう。現状そういうものを置くスペースがないんですよね〜この手抜き仮サイト……。これまでも貰ったことのあるものと言ったらでんでんさんの季節挨拶イラストくらいだし(基本的にあまり活発に交流をしないタチなもので)、コーナー作るにはちょいと早い。
 とうじうじ悩んでいてもしょうがないので、とりあえず仮処置としてこちらに置かせていただきました。折を見てもっとちゃんと飾りますので少々お待ちくださいませ……イラスト、ご馳走様でしたです。


>たとえ当たる確率が無いとしても、俺は森あいデッキに応募するッッ!森あいを手に入れてみせるッッ!!
 応募しなけりゃ当たることもないッ! 当たって砕けて青春イナズマシュートですよ! 頑張ってください!
 ……ま、ダメだったとしてもひょっとしたらそのうちヤフオクに(r


>うしとらと結界師のほかにキャラの殺し方がうまいと思うマンガはほかに何があると思いますか?
 青年誌だとたくさんあるので、少年誌限定で考えてみると……うーん……なかなかないなぁ。人が死ぬ少年漫画って意外と数少ないですからね……。同じく藤田漫画の「からくり」はひっかかりが多すぎて高い純度で燃えられないし(いろいろ目をつぶらなければいけない)、「デスノ」は逆に殺しすぎな気もするっちゅうか感情移入させて殺すもクソもないし、殺すというか退場ですけど「ガッシュ」は多少そのあたりを意識しつつ、まだ調理が不十分な印象を受けます(あの素材ならもっともっと感動させることができそう)。ああ、「犬夜叉」はその点意外と悪くないと思いますね。神楽の時なんかゾクゾクものでしたし。でもアレの感情移入度の高さはだらだら展開の副産物だから褒めるのに抵抗があります(笑)。あとは「RAVE」も、部分的には良かったような気がしないでもなく。あくまで部分的に、ですけど。




<ちょっとずつでも拍手の返事2005/11/27〜2005/11/29>
>佐野鈴外伝がドラマCDになって復活・・・!読めなかった私に神が舞い降りた・・・!
 おめでとうございます。アレは割と悪くなかったのでファンなら期待して良いですよ! まぁいつものように福地節全開の超大雑把な話でしたが(笑)、いかにもファンが好きそうなポイントは押さえているのでどうぞ悶えまくってやってください。

 ……しかしあのオチはドラマCDだと衝撃が半減してしまわないだろうか……。


>ゾナハ病無視でサンデー内でしろがねになるよう誘われそうなのは誰でしょうか?そして強力なのは?
 しろがねのそもそもの定義が「ゾナハ病患者に生命の水を飲ませたもの」だった気がしますがそれはさておいて。
 しろがねってのは基本的に人生に絶望している人がなるものなので、だとすると候補としてはすっかりやさぐれている人とか、日々の暮らしに疲れている人なんかが該当するでしょう。サンデー内という縛りがなければ絶望先生とか考えられますが(……でも絶望先生の絶望はファッション絶望だから、いざ本当に誘われたら拒否しますよね絶対)、あと絶望してそうな人といったら……えーと……えーと……意外といませんね(笑)。ちょっと前なら「結界師」の限とか当てはまりそうでしたが。あの絶望は根が深かった。

 強力なのは、まぁ素で強い人がそのまま強力なしろがねになるでしょうね。「ケンイチ」の師匠集団とか、「絶チル」の三人娘とか、道士郎とか。でもパワーアップの度合いがより激しいのは斑鳩や東和馬のような技能・操作系の人ではなく、先に挙げたような直接戦闘系の人かなーと思います。本人がしろがねになったところで、乗り物の性能やパンの味が変わるわけではないので。


>大分前ですが、藤木先生のブログに書き込みされていましたね。ぴーすけさんらしい文章だと思いました。
  すみません。たまたま見てしまったもので・・・。
 きゃあ、エッt(悪・即・斬)
 いや〜、やっぱり見られましたか。まぁ誰か気付くだろうな〜というつもりで書いたのでバレても全然構わないんですけどね(そもそもこのことで謝ることがあるとしたらそれは私の方ですよ)。本気で隠すつもりなら「へっぽこぴーすけ」じゃなくて、他所で活動する時の別名義で書いてます。でもサイトのURLを伏せてあるのはご愛嬌ということで(根性なし)。
 で、中身の方は「らしさ」が出ておりましたか……うーん。自分じゃわからん(笑)。ただあの時はそれまでの書き込みのほとんどが「我聞はもう終わったもの」として扱っていたので、「オイオイ藤木先生まだおまけ漫画とかいろいろ頑張るって言ってるじゃん、そもそも最終回まだじゃん」と無駄な反骨精神を発揮してわざとあーゆー書き方をさせてもらいました。で、そのあと無事最終回が掲載されたんで、今度こそ最終回の感想を書きに行かなきゃならない……んですけどね……(力なき笑い)。まぁ近く何がしかは書きに行くつもりです。せっかくあーゆー場ができたんだから、利用しなきゃ損だと思いますし。


>今週の感想も楽しませていただきました。ところで以前発表されたショートストーリーはどこにあるのでしょうか?もう一度読みたいのですが。
 にゃあ、あんなんでもまた読みたいと言ってくださって感激です。はい、こちらでございます。一応過去日記のリンクは生きていたものの、わかりづらかったのは確かなのでこの際だから上のとこにもリンク追加しときました。そしてついでに幾つか新作も追加しておきましたです(043「噂」、044「ツンデレ」)。新作っつっても長いの書いてる暇ないからほんとにコメントのしようのないしょーもないのがあっさりと、ですけど。なお、ここには今後も思いついたのはちょこちょこ追加してくつもりなので良ければ気軽に覗いてみてくださいな。おそらく得る物は何もないと思いますけど(笑)。


>少し向上した画力で、植森のややエロ画を描いた私は負け組でしょうか。
 そこに愛があるなら、貴方は勝ち組です。


>サンデーヒロインNo.1投票とかしたら、誰と誰に投票しますか?私ならダブル森森ペアで!
 そりゃー斑鳩と九蓋さんでFAそうですねぇ、あんまり候補を並べると好みがバレてしまうのでアレなんですが(笑)、とりあえずいつも感想で騒いでいるor騒いでいたあたりが有力候補ですかね。泉さん(ケンイチ)、中山さん(いでじゅう)、國生さん(我聞)、神田さん(結界師)、みっちゃん(モンキーターン)、委員長(D-LIVE!!)とかですか。もっとマイナーなとこを突いて良いならゆきちゃん(我聞)、宮野明美(コナン)、一番左の人(あおい坂)、精巧に作られた時子の式神(結界師)、白浜さおり(ケンイチ)とかも入れるかもしれません。まぁこのへんからランダム抽出するとして、とりあえずゆきちゃんとさおりさんに入れておきます。他には誰も入れてくれなさそうですから……。ちなみに私は「好きな女性キャラ」と「好きなカップル」は完全に別物として捉えているので念のため。エリタン(道士郎)なんかはその典型ということで(や、好きですけどね)。

 ところでちょっと疑問なんですが……なんでNo.1投票なのに2候補まで投票できるんでしょうか?(笑)


>今回のアニメうえきで後半に福地先生が描いたと思われる植木のアップが!前例の森もあるからまさか・・・。
 前例の森? なんか福地先生直筆のカットか何かがあったのでしょうか。今はこんなことしてる場合じゃないような気もしますけどね……休んでいるにしろ何にしろ。何度も言いますがアニメは観ていないので、こういったコメントにはどう返して良いか微妙に困るなぁ(笑)。予想・空想だけでモノを言うのも何だし(お前がそれを言うか!)。

 ところでこの機会にアニメのサイト(音量注意!)も覗いてみたんですが、前回のドラマCD(容疑者・植木耕助の法則)のメインメンバーに普通にBJが混じってて笑いました。原作以外じゃ結構重要キャラ扱いなんでしょうか、アイツは?


>どうすればへっぽこぴーすけさんの様なカッコ良い人間になれますか?
 ……は?
 ちょっと待ってください、今すぐトイレに行って食べたものを吐き出すんだ! 何か強い中毒性の野草を食べた恐れがあります、もう手遅れかもしれませんが今すぐ救急車呼んで病院行って胃洗浄を行ってください人命にかかわります早く!! あああああああなんかもう生きててすいません……。

 というかですね、何を誤解してらっしゃるのかわかりませんが、私のような人間になる必要はないし、そもそもカッコ良くなんかないんですってばこのキモオタドグサレ変態根性なし野郎なんかは! 掲示板だってひと月近く返事書けてないし大した読書量もないくせに偉そうなガセビア垂れ流してるし己のリアルの駄目さ加減を棚に上げて冨樫をバッシングするようなそんな男なのですよ! こういうこと言われると逆に申し訳なくなってへこみまくって死にたくなるので勘弁してくださいm(_ _)m。私は毛利小五郎とは違って、身に余る評価を逆にプレッシャーに感じてしまうタイプの人間なのです……。

 あ、一応質問にも答えておきますと、私のような人間になる方法は……割と簡単なのがひとつあるといえばあるのですが、これをやると人生があんまり楽しくなくなるので人には到底薦められません。どうしてもと言うのならアレですけど、基本的に訊かれても無視するのでよろしくです。


>我聞は初期のGS美神みたいなお仕事系なら個人的に嬉しかったです。悪の組織がやっぱり邪魔だったかな…と。
 私はどっちかというと「パトレイバー」みたいなものを想像してましたね。悪の組織は出てきても構わないけど、それよりメインはあくまで日々の生活とキャラの掛け合いにあるよーなやつ。プラスあんな適当な話ではなくて、展開がちゃんと合理的に練られているよーなやつですね(笑)。土建屋主人公という非常に珍しい素材は磨き方によっては相当な輝きを放ったでしょうに、それを最後まで活かしきれなかったのは残念でなりません。




<ちょっとずつでも拍手の返事2005/11/19〜2005/11/26>
>ヒョウが相打ちになって死ぬという結末には椎名先生が一枚かんでたらしいです。
  http://kofu.cool.ne.jp/biollante/report.html
 ほへー。そうだったのか……自信満々に適当ぶっこいた自分がバカみたいで面白いです(笑)。それにしても新鮮な話が多くて非常に参考になりました。「少年漫画で相討ちがタブー」というのは全く考えてませんでした……成程。素敵なレポをご紹介いただき本当にありがとうございました! こういうのに行きたくても行けない地方者にはものすごく貴重なので!


>51号がほとんど感想してないのは仕様ですか。
 仕様です。だって感想と呼べそうな感想があんまり思い浮かばなかった上、無理にねじ込む余裕もなかったので……まぁ、斑鳩の同級生に斑鳩の仕事を見せつけて真実を思い知らせる会絡みとかも書けたっちゃあ書けましたが、ここはテンポを良くするため北沢氏の尻に免じてあえて書かなかったりしてますけどね。↓のモチーフの話の省略とかもそうですけど。


>>「星を見る」というモチーフが表す比喩も妄想できちゃったりします 池内プリーズ
 星を見るってことは、バンプの「天体観測」なんかじゃ「(恋より)夢を追いかける」という比喩として使われたりしていますが、この場合はもっと素直に、星を見る=理想を追いかける、すなわちエリタンが普通に生活できるように(そしてあわよくば俺の妻に)することの比喩だと池内できるのですよ。だから健助殿がエリタンに星を見せるということは、イコール健助殿がエリタンに「こっち側においでよ」と誘っていることと同じ意味だと池内できます。「星なんか」なんて言わずに、ちょっとこっちきて覗いてみなよ。なんちゃって。ついでに言うならここでも「天体観測というショボいデート手段」がその理想の普通さ加減に一層拍車をかけていたりもしますね。普通人の健助殿が普通の行動に特殊人(だと自分では思い込んでいる)のエリタンを誘う、それがどれほど大切で必要なことかは「道士郎」を読んでいる方ならおわかりでしょう。
 しかしここで重要なのは、あの設備じゃ「一度に一人しか星を見ることができない」ということです。つまり、二人同時に理想(エリタンが普通の暮らしをするという夢)を見ることが不可能だったんですね。現にあの場には松崎が現れて理想を阻んでしまいました。失敗は必然だったのです。だから今回のエピソードのラストは二人で揃って星空を見上げるシーンが来ると大胆妄想。いや今回のエピソードだけでそこまで進展するのはいささか早すぎるので、星空の代替物をちょっと眺める、程度が関の山かな。本物の星空を二人で見上げる(エリタンの普通人化を二人で信じる)ことはできなくても、その片鱗だけは確かに垣間見ることができた。うん、これでも十分に綺麗なラストになるのでこのへんで池内を妥協しておきましょう。なお、ついでに言うならここで「地べたを転がりまわる」というモチーフが表す比喩も妄想できちゃったりしますがそれは流石に池内しすぎなので割愛するとして……(以下略)


>なんだか凄く大変なようですが、がんばってください。
 大変です……つまりアレです、いわゆる卒論というやつですよ。なのでここで踏んばっておかないと人生そのものに影響するので気が抜けません……私のような落ちこぼれ学生には特に(笑)。ああ、ちゃんと卒業できれば良いんだけど。不安だー(ならサイト休止しようよ)。


>Dグレの次はハンターが毎年恒例の長期休載。はあ・・
 こう言ってはなんですが、もう冨樫に通常の連載を期待する方が間違ってると思います。


>冗談抜きで冨樫はもう漫画家をやめるべきだと思います。
 私も部分的には同意、かな。漫画家ではなく、「週刊少年誌の漫画家」はやめるべきかと。だって明らかに作品のクオリティ(絵柄と掲載率)が連載のペースに追いついてないですもんね。だから隔週掲載、あるいは月イチ掲載をマジで実践させるべきです。それくらいのペースになったところで、どうせ月毎の仕事量は今と大して変わんないと思いますしね。


>小説や演劇にあって漫画にないものって何だと思いますか?
 歴史と(市民の)認識、そして実績。あとは大体揃ってるんじゃないでしょうか。表現ジャンルとしてのポテンシャルは決して他に劣っていないと思いますしね。だからとりあえずは実績を積むところから始めないと(他の二つはそう簡単に対策練られるよーなもんじゃないし)。漫画世代が大人になってきたから昔に比べりゃ大分扱いが良くなってきたとはいえ、現状では「良い作品」の実績が圧倒的に足りないのは事実ですから……。


>サンデー内の最強は誰なんでしょうか?友と考えた結果、戦闘はファウード、弥勒で精神面は殿、兄でした。
 現在のサンデー縛りの話ですよね?
 ならそうだなぁ、やり方にもよりますが、とりあえず単純な一対一で肉弾戦をするのなら、最強はファウードでガチでしょう。あのデカさだけで他の全てに勝てます。他に対抗馬としては風穴をもつ弥勒や兵器パンでメタ的攻撃が可能な東和馬なんかも考えられますが、弥勒は一度に吸い込めるキャパシティに限界があるみたいなのでファウードには勝てないでしょうし、東はパンを食べさせれば勝ちですが食べさせること自体がまず不可能なのでやっぱり勝てないでしょう。しかし、東が「絶チル」の葵と組んだ場合は話は別。その場合は恐らく戦闘開始一分で(口の中にテレポーテーション、パンを放り込んでリアクションが始まったら)カタがつきます。もちろん、東・葵組の圧勝で。

 精神面ではなんだろう。精神的に強い=変質しないという定義で行くなら、こちらも仰る通り、兄でガチでしょう。兄は最早ほとんど狂人な上、「ギャグ漫画の登場人物」という設定から決定的に変質を免れることができるキャラなので、他の漫画の登場人物とは文字通り「次元が違」います。殿はああ見えてまだ十五歳(笑)、つけいる隙はいくらでもあると思います(例えば、エリタンをこの世で考えられるうち最も残虐な方法を用いて彼の目の前で殺戮した場合、それでも殿は今のままの性格でいられると思いますか?)というか道士郎ならともかく、殿の精神はそもそも最強を争えるほど強かったかなぁ……? (ガッシュだってヤクザには屈さないでしょうしね、もし呪文も使えず人間並の虚弱体質だったとしても)


>うえきのOPにはスタッフの愛情が感じられるのに、MARのOPにはそれが感じられないのはどうでしょう…
 どうと言われても……まぁそういうことなんじゃないでしょうか? 私はどっちも観たことがないので、これ以上はなんとも言えません。




<ちょっとずつでも拍手の返事2005/11/06〜2005/11/18>
>安西先生の日記サイトです。http://diary7.cgiboy.com/1/anzai0819
 おお、こちらですか! ありがとうございます。とはいえまだほとんど記述はないようで残念。まぁ、そんなの書いてる暇があったらもっと話を練りこんで欲しいので、これはこれで良いのか、な。


>相互リンク希望した者です。身勝手な申請、誠に申し訳ございませんでした。反省いたします。
 まぁ何が悪かったのか理解したならそれで良いんですけどね……。こちらこそ偉そうに指摘してしまってすいませんでした。しかもあれからこっちの更新が滞ってしまうというオチまでつけて。人にあれだけ言っといて自分はこれか……頑張れよコラ自分。


>うえきは載らない、続かない、描かれない。指先がピリピリする、口の中はカラカラだ。目の奥が熱いんだ!
 あー前回のアレの元ネタはFFでしたか。ぐぐって調べて成程了解、でも私はアドベントチルドレン観てないんでなんともはや。ルードがちゃんと活躍してくれてるんなら良いんですけど(レノよりルード派)。「うえき」についてもなんともはや。福地先生がちゃんと休養取れてるんなら良いんですけど(体はともかく心はどうだろうなぁ)。総じてなんともはや。みんな元気で幸せなら良いんですけど。でも自転車泥棒は死ね。

 ちなみに全くどうでも良い話ですが、こちらのサイトさん(きまぐれふくちゃんの部屋さん)に福地先生の写真がありますよ。見たから別にどうだってわけじゃないですけど、多少は脳内応援電波を送りやすくなるかな? ならないかな? (どっちだ)


>私はウルジャンといったら例の休載神を真っ先に連想します。
 件のアレの人ですか。私は一度もそれ読んだことないんですけど、やっぱり面白いんでしょうか?
 ちなみにどうでも良いことですが、未だに私は「ベルセルク」と「BASTARD!!」の区別がつかなくなることがあって困っています。どっちも未読なのでイメージが掴めなくて(たぶん全然違う漫画なんだと思いますけど)。眠い時はそこにさらに「バジリスク」も混じってさあ大変なことに。まぁ最後のは山風の忍法帖ですから落ち着けばすぐ区別できますけどね。


>サンデーとジャンプ以外の雑誌で読んでいる雑誌はありますか?
 とりあえずマガジンはボチボチ読んでます(全部じゃないけど)。昔はスピリッツも毎週購読してましたが、ここ一年くらいは全然読んでないなぁ……。他の青年誌系やえろ漫画系・ウルトラジャンプやコミックビームの立ち読みも最近はご無沙汰だし。我ながら守備範囲が狭すぎると萎縮することしきり。でも漫画読んでる時間があれば他にもっとやりたいことが沢山あるので、多少余裕ができてもたぶんこのくらいの読書量になるんじゃないかと思います。うん、ほんとにインチキ漫画読みそのものですね。


>でもさでもさ、MARを読んでるとさ、時々さ、やっぱりこの作者ってうしおととらの弟子だったんだなぁとか思っちゃうときあるよ。欠点のほとんどを受け継いだみたいな。
 でも長所は受け継いでいないのが藤田クオリティ。藤田先生は確かに啓蒙力は相当あると思うけど、指導力の方は正直どうなんだろうとたまに思います。あんな魂優先辻褄二の次な漫画の作り方をしている人が、テクニカルな漫画の描き方を指導できるかというとそれはかなり疑問なわけで(全部「こーゆー名作があるからこれ読んだり観たりして感覚で理解しろ!」とか言いそうだなぁと想像)……そして魂ほど伝承の難しいものもまたないしなぁ。


>ふと思ったのですがルフィってもっと多角的な攻撃ができるのではないでしょうか?
 多角的……というと、「うえき」の波花みたいな感じで、物にひっかけて角度を変える攻撃、とかでしょうか。あと考えつくのと言えばゴムの反動を利用して正面(普通のパンチ)と背後(戻ってきたパンチ)を同時攻撃とか、ベラミーよろしく跳ねまくってあらゆる方向からドガドガやるとか、それくらいしか私は思いつかないなぁ。伸びる⇔縮むというのはどうしても直線的な力の作用になってしまうので、私は今の使い方が「攻撃角度の面から言うと」限界なような気がします。

 ついでにこれに関連してちょっと補足しておくと、ルフィの技はいちいち派手なので一見騙されそうになりますが、ゴムゴムの能力は本来攻撃向きの特性ではありません。あの凄まじい破壊力はほとんどの場合ルフィの化け物じみた腕力・脚力がモノを言った結果であって、普通の人間がゴムゴムの能力を身につけても、攻撃にはせいぜい銃弾・バズーカ・鐘・戦斧程度の応用が精一杯でしょう。あれは攻撃よりむしろ防御や移動能力の補助にこそ真価を発揮する能力です。まぁ正体不明の「ギア」の登場で、それもどうだか怪しくなってきましたけど……。


>うえきの次はDグレが長期休載。はあ・・・
 最近掲載順が妙に怪しかったのはこの伏線だったのでしょうか……。ともあれ、無理はせず、この際だからゆっくり休んでほしいものです。その方が本人にとっても漫画(のクオリティ)にとっても良い方向に働くと思いますし。でも冨樫の長期療養休載はなんつーかいい加減にしろと言いたいですけどNE!
 ということでやっぱり、週刊漫画家は持ち回りの休暇制を導入すべきだと思うんですよねぇ。最低でも二か月にいっぺんくらいのサイクルで交代にお休み、って感じで。椎名先生もシャウトしてますが、あんなの普通の人には絶対身がもたない殺人的スケジュールを地で行く職業のひとつですからね。あれだけやって単行本の売り上げ以外の実益がほとんどないというのは拷問に近いですよ、ほんと。まぁだからこそ、漫画描くのが本当に好きな人だけが集まってくる……といえばそうなんですけど。政治家なんかとは違って。

 ちなみに私がこうして休暇制の導入とか言ってるのは、その方が漫画のクオリティが上がると思うからという理由もありますけど、それ以上に何より作家さんのことが好きだから、死んでほしくないし壊れてほしくないから、というただそれだけの理由です。つまり私の好き嫌いの話。だから本来は作家さんは(好きでその道を選んだ以上)文句を言うべきではないと思うし、それに甘えるべきでもないと思っていますので、そこは誤解なきよう。まぁ漫画家も漫画家である以前に人間ですから、多少の弱音くらいは吐いても良いんじゃないかなーと(そんなに辛く当たる理由もないし)。それに椎名先生の場合は愚痴りつつなんだかんだでちゃんと仕事してるわけだしね。

 あと少年誌とは全然関係ない話ですが、ヤンジャンの「GANTZ」の奥先生も最近は休載続きだったらしいですね(今週から復活したみたいですが)。なんでしょう、全国的に長期休載ブームでも来てるんでしょうか?


>うしおととらの面白さがどこにあるのか、熱く語ってください。

 (無駄に長い駄文が延々と続くので、一番下の強調文の結論だけ読むことを推奨します)

 「うしおととら」の面白さですか? そうですね、コミックバトンの時にも言いましたけど今更特に言うことがないと言いますか私にとって「うしとら」はすでにバイブルの領域に突入しているので逆に下手なことを語れなくなっている気がしないでもないんで困りましたね。好きだ好きだと言ってるうちにその感情自体に酔い痴れてしまって、理由なんかどうでも良くなってしまうんですよ。私は「うしとら」が好き。理由はない。はい、終わり。ではあまりにあんまりなのでもうちょっと冷静になって考えてみると、やっぱり私がこの漫画を好きなのはやっぱりラストの大集結の影響が強いのかなぁ、と思いますね。私は好きな四字熟語が「因果応報」というくらい「頑張った人や良い人が報われて、悪人に天罰が落ちる」展開、言うなれば王道展開というか勧善懲悪というかその手のものが大好きなわけですよ。現実が必ずしもそうではないから余計にね。で、この場合はそれまでお世話になった潮ととらのために数十万単位で日本中の妖怪や人間が一斉蜂起するそのあまりにもスケールのでかい恩返しっぷりに圧倒されたんですよねー。いや彼らは白面を倒すために集まったのであって潮ととらへの恩返しのためだけに集まったというわけでもないんですけど(藤田先生の思惑としては、潮ととらは今までバラバラだった妖怪や人間をひとつところに纏める接着剤のような役割を果たしたことにしているので)、でも彼らが種族思想の垣根を越えて集まってきたのはひとえに潮ととらの人(?)徳によるものなのは事実なわけで。「彼らには大変世話になったんだからここで助けに行かなきゃ嘘だろ!」という気持ちは絶対あったと思うんですよ。なんかもうね、こうやって昔なんとなく助けた人(?)達が本当に困った時に俺も俺も俺も俺もと畳みかけるようにどんどん現れるのは私的にゾクゾクします。ぶっちゃけ最終局面よりも結界結界結界また結界の四重結界発動のシーンの方が私は泣けますもん。普通はあそこは燃えるとこであって泣くとこじゃないと思うんですけど、私の場合は燃えすぎて涙が出てくるというかそんな感じ。良かったなあ、今まで頑張ってきて本当に良かったなあとか田舎のばあちゃんみたいな感想を抱いてしまうのですよ。まぁほんとに頑張らなきゃいけないのはそこから先の戦いなんですけどね。とりあえずそれが一点かなぁ。でもこれって完璧私の好みの問題なんで一般的な同意は得られないよなぁ。それじゃコメントの内容には答えられないわけで……ということで他の点も考えてみます。そうですね、あとは「うしとら」の何が良いってキャラの散りっぷりの良さも見逃しちゃいけません。ここに藤田漫画の最大の特徴があると言っても過言じゃないですから。キャラの使い方というよりも、殺し方、退場のさせ方が抜群に上手い。これがひいては感動や熱血展開・感情移入の激しさにも結びつくわけです。とはいえ初期の十郎とか徳野さんとかそのへんはまだ少々ぎこちなさも感じられるというか、(描いてる側の)感情や伝えたいことがリードしすぎてディティールの詰め方や感情移入の度合いがちょっち不足気味かなーとも思うのですが、後半の流やヒョウやとらの退場シーンは少年漫画史上でも屈指の名退場シーンじゃないでしょうか? 「からくり」のルシールの退場シーンと同様に。あれだけ濃密に描写され続けたキャラを最大限の演出でもって送り出されるとこっちとしてはもう全面降伏するしかないという寸法ですよ。チョンと出てきたキャラがチョンと退場するのとはえらい違い。しかも何が良いって「死んでも死ななくても不自然にならない展開でなお殺す」のが余計クるんですよ。「どうせ死ぬんだろうなー」でテンションダウンすることもないし、意外性がもたらす衝撃で演出がいっそう引き立ちます。どっちでも良いんなら生かしておいた方が確実だとかそんな打算はそこにありません。やっぱ死は出し惜しみしちゃいけないというか、乱発もアレですが変にギリギリまで粘らせるよりいっそ殺すべき時に清々しく殺す!くらいの方が話が引き締まるということなんでしょうね。「結界師」の限もそうだったし(まぁあっちは死の予兆は確実に出てましたけど……)。「からくり」のファンブックで先生自身も仰ってましたが、他の漫画でももっと「主要級キャラの死」というものをもっと出しても良いんじゃないかなーと。こういう言い方はアレですが、人を最も簡単に感動させることができる手段ですからね、死というものは。ただし、何度も言いますけど軽々しく乱発だけはしちゃいけない。そこを履き違えている漫画が多すぎる(マガジンのアレとか)。どう取り繕っても「取り返しのつかない展開」なわけですから、一発一発確実に最大限のダメージを与えられるタイミングで放つべし。で「うしとら」の場合はそれが非常にスマートに達成できていたんじゃないかなーと思うわけです。ここが一般にもお勧めできる「うしおととら」の面白さの秘密(だと私が思っているもの)かな? あーいつぞやのラピュタ語りみたいにもっと4000文字とか5000文字とか暴走したかったけど今回はこれが限度です。ごめんなさい(現在2126文字)。ということでまとめ。私がこの漫画を好きなのは超スケールが大きい恩返し話だからだけど、面白さという点から見るならこの漫画が最も優れているのは「キャラの殺し方」であると思う。ということで。はい、ご清聴ありがとうございました。こんなの最初から最後まで読む人が本当にいるのかどうかは知らんけど。


>うえきのアニメのOPが原作と雰囲気が違くてカッコ良すぎでびっくりです。MARのアニメのOPが原作の雰囲気を忠実に再現しまくりでびっくりです。アニメスタッフの頑張りが伝わってきます。
 原作と雰囲気が違っていてカッコ良いということは、原作はカッコわr(以下略)
 原作の雰囲気を忠実に再現しまくりということは、もちろんカッコわr(以下略)
 アニメスタッフの皆さんは、原作もしくは脚本を読んだ時に、自分がこれから何を製作するのかを知って、どういった感想を抱いたんでしょうね。それだけが気がかりです。……まぁ、特に抵抗もなくあっさりと受け入れたんだと思いますけど。仕事ですからね。


>あんた最高だよ。
 ほ!!? え、あ、そ、それはどうもありがとうございます……なんだろう、やっぱりアレ絡みなのかな……と思ったらやっぱりそうでした。だからいきなりカウンタの数字が跳ね上がってたのか。納得です。
 ちなみに今それの第二弾を執筆中ですが、前にも増してクドい上に説得力もあんまりない非常に微妙な出来なので公開はちょっと先になりそうな感じです。ご了承を。ちなみにこのサイトでの「ちょっと先」は平気で半年や一年待たせるので、万が一待っていただけるならそのつもりでお願いしますね! 今は時期が悪すぎるというのもあるし……。




<ちょっとずつでも拍手の返事2005/11/01〜2005/11/05>
>安西の野ろ(ry先生も日記サイト持ってますが、無視しても問題ないと思います。
 え、そうなんですか? それは是非アドレスを知りたいですよ。よければ教えていただけないでしょうか?
 いやもちろん、荒らそうとか叩こうとか晒そうとかそんなんじゃないですよ。今何を考えながらアレを描いてるのか興味があるだけです。それと、現状打破の鍵があるのかどうかですね。今のあのクオリティに満足しているのか。直接漫画に関するトピックを書くことはなくても、そういうエッセンスはどこかしこに染み出してくるものなので、それをなんとか汲み取ってみたいのです。宇宙人の考えてることがわかったらって思ったことはないかなぁ? (いろんな意味で酷い)

 そうそう、それと「ブリザードアクセル」のばっちょこと鈴木央先生(と奥さんの黒峰アシ)のblogも発見したので、次回はそちらも実装したいと思っております。


>相互リンクありがとうございます。で、最後の続きは何が言いたかったのでしょう?
 いえ、どういたしまして。アンテナに加えるのなんて大した手間でもありませんから、そんなことは別に良いんですけど……。

 最後のアレは、あなたの態度にちょっと問題があったのでそれについて指摘しようかと思ったけど、やっぱりやめた痕跡です。私は人様にうだうだ説教できるほど偉い人間じゃないですからね(じゃあいつもの感想はなんだと思いつつ)。でもこうして再度問われたので今度ははっきり答えることにしますが、ああいった形での相互リンク申し込みは、本来とても失礼なことなんですよ。アクセスアップの狙いが露骨すぎです。具体的にどこがどう失礼なのかについてのこれ以上の理由が知りたければ、お手数ですがネットマナー系のサイトで相互リンクについての項目を参照してください。

 ただ、これだけは付け加えておきますが、ここで怒られたからといって相互リンクを取り消すような真似はしないように。一度成立した相互リンクを一方的に破棄する、それこそ失礼な行動です。そんなことをしている時間があったら、その分サイトの内容の充実(絵の修行?)を頑張ってください。それがお互いにとって一番メリットになります。これからしばらく福地先生は長期休養期間に入るためトピックがなくなってしまうと思いますが、それにめげることなく、サイトの更新を頑張ってくださいね。私も頑張りますので。


>旋風の橘とサラダデイズって、作者が同じ人ですよね?
  本当は、「MARについては全然分かりません。でも、烈火の炎はそんなにつまらなくなかったですよね。」とか書き込みたかったんですけど、それだったらもっと極端に転落した漫画にしようかなと考えてそんなわけです。
  ごめんなさい。ごめんなさい。本当にごめんなさい。

 あー成程! そういうことか! でもそれはちょっと飛躍しすぎですよ(笑)。せめてワンクッションほしかったところです。
 で、「烈火」ですが……実を言いますと、連載当時はそれなりに楽しんでました。今で言うところの「クロザクロ」とか「見上げてごらん」程度には。もちろんのめり込むほど楽しんでいたわけではないです。そのままでは美味しく頂けないけど、適当に調理すればまずまず美味しいポジションとでも言いますか(私は当時ジャンプを読んでませんでしたし)。今のように読んでて不快になるとか肯定的な感想が何も浮かばないとかそんなことはありませんでした。しかしその付き合い方ですら「MAR」には通用しなかったわけで……。こりゃ一体どういうことなのかと。ちなみに「旋風の橘」はほとんど読み飛ばしていたのであまり記憶にございません(当時は今ほど真面目に漫画を読んでなかった)。「サラダデイズ」もまぁ斜め読み程度でこちらも基本うろ覚えなので、それらの対比で何かを語る資格は私にはないと思います。ご了承を。

 というかですね、そんなに腰を低くされるとこちらとしてはもう負けてたまるかとばかり地面に擦り寄るように謝るしかないわけで。なんかほんとにごめんなさい。このサイトで謝る権利があるのは管理人である私だけだ、貴公らは泰然と構えていれば良いッ! とかそんな感じで、はい。ごめんなさい。


>大変だろうけどサイト更新がんばってください。
 いやサイトの更新はそんなに大変じゃないんですよ(時間かかるし調べ物も面倒だけど何より楽しい)。問題なのはリアルの方……。人より作業速度の遅いダメ社会の歯車なのでその分時間を取られる取られる。まぁ、まだ時間で効率をカバーできる環境なだけ有難いとは思いますが。
 ああ、サンデーだけ読んだり考えたりしていれば食べていける職業があれば良いんですけどねぇ(それでも私の能力だと食べていけないでしょうけど)。漫画の考察スキルなんて金を稼ぐためには何の役にも立ちません。え、編集者? 編集者の仕事はそんなもんじゃないですよ……。

 でももっと本音を言うなら、東方と地球防衛軍だけやってりゃ食っていける職業があれば(対消滅)


>やっぱりあの石原さとみは…
 怖いですよねぇ。あーゆー広告は白黒ページ、まして少年漫画雑誌の安くて荒い印刷でやるもんじゃないです。
 ちなみに私の買ったサンデーではこんなことになってました(マジで怖いので心臓の弱い人は閲覧注意!)。
 これじゃ逆宣伝も良いところです……。


>僕はやっとうえきに会えたんだ!何時始まるんだ。作者が教えてくれるさ。どうせ僕は操り人形。昔も今も同じ
 しまった、元ネタがわからん!
 まぁ、期待し過ぎない程度にまったりまったり待ちましょうね。植木には無印で獲得した再会の才がありますから、きっといつかまた会えますよ。たぶん。


>とりあえずこれだけでも。掲示板のお返事に失礼なところは全然なかったと思いますよ。byザ・鳴なゆ
 ああ、それなら良かったんですけど……。最近はいろいろあってこの辺の失礼・非失礼の区別が自分では全然できなくなっているので、一番慎重なラインに合わせて判断しているんですよね(そして軒並みアウトになる)。なんか良く話に聞く「この失礼だという批判を聞いて、ちょっとでも自分のことだと思った人は安心してください。絶対にあなたのことではありません」にまさに引っかかる状態だなぁと自分で思いつつ、それでもやっぱり自己批判をやめられない性が悲しい。まぁ増長して生きるよりかはヘコヘコしながら生きる方がまだマシかなぁと思うので、これはこれで悪くないような気もしていますけど。ともあれ、わざわざお返事ありがとうございました。


>何気に幹人、顔の模様からして上位種化してませんか?ザクロの二本目の角を手に入れた影響でしょうか。
 おお本当だ。これはアレですね、ひょっとすると上位種は傀牙が成長・変化した姿なのかもしれません。人間が傀牙になるように、ゾンビがリッカーになるように、究極生物が赤石の力でさらに進化ように。それならなんか「クロザクロ」のテーマにも合致するような気がしますしね。


>一番、植森で萌える&燃えるのはどのシーンですか?
 んーあー、ごめんなさい、私は植木×森で萌えたり燃えたりしたことは実はあんまりないんですよねー。そりゃ植木×コバセンとか植木×佐野よりは断然植木×森派ですが。あの二人がそれっぽい絡みをしたことなんて滅多になかったと思いますし。そもそもコミックス持ってないので記憶がかなり飛んでいるという……すいません、この回答はキャンセルということで。


>最近雑誌は立ち読みですが、ウルトラジャンプだけは買ってます。…付録で閉じられてるから。SBRの為だ…
 あなたは漢です。それに対して、いくら忙しくなってきたからといって、すでに「SBR」を追えなくなっている自分は荒木ファン失格だなぁ、と我が身を振り返ることしきり。ぶっちゃけ今の展開になってから、「SBR」はつまらなく思えて仕方がないので(荒木先生だろうがなんだろうが、つまらないと思うものはつまらないと言いますよ)。それに話を聞く限りでは、ウルジャンにはあんまり面白い漫画が連載されていないようですし。ますます購入のモチベーションが上がらない……。

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